【日美の手帖】 雑誌「クウネル」に見る「変わる」事の意味
私のメルマガを読んでくださるみなさんの中には
たぶん、
読んでいる、、読んでいた、、人が多いのではないか
と思われる雑誌『クウネル』
大きく変わりましたね。
Amazonの評価覧は酷評の嵐だとか。。
とりあえず 『クウネル』 のサイトをご覧ください。
http://magazineworld.jp/kunel/
ページの一番下にバックナンバーの写真が並んでいます。
表紙だけ見てもあきらかに変わりました。
私も時々見ていた『クウネル』・・・・
その読者の姿というのはなんとなくイメージできるものでした。
一般的なファッション誌とはあきらかに路線が違います。
雑誌としてのデザインを含めて
既存読者には、「切り捨てられた」感を持たれても
しょうがないですね。
なぜそんなリニューアルが必要だったか・・・
===========================
「クウネル」のリニューアルはなぜ必要で、何が必要だったのか ...
http://www.huffingtonpost.jp/chika-igaya/kunel_b_9229968.html
===========================
ようするに買う人が減ったから。
それにより広告主も減って、
雑誌として危機であるという事のようです。
同じような方向性の『リンカラン』という雑誌もありました。
===========================
Lingkaran web
http://www.lingkaran.jp/home.html
===========================
こちらは数年前に休刊(?)になりました。
リンカランにしてもクウネルにしても
独特な世界観があり、それに共感する
濃い読者がいます。
その「共感」を一気に変えられてしまい
「切り捨てられた」という印象を与えたのは大きいです。
この「切り捨てられた」感・・・・
昔、アップルのパソコンで、私も感じました。
その原因の張本人は ジョブス です。
古い『思考』と『嗜好』そしてシステムを
バッサリ切り捨てました。
OSはもちろん、周辺機器まで含めて。
私はその時、パソコンが壊れた事もあったし
その「切り捨て」感という印象を持ってしまったので
mac を離れました。
そんな人も多かった事でしょう。
でもその後の mac の快進撃は誰もが知っているとおりです。
何かを変える時・・・
劇的にそして加速度をつけ一掃する事が必要です。
その過程で離れていく人はかなりの数になるでしょう。
でも、「変わる先の期待」を見せる事ができれば
それを歓迎する人は必ずいて、
そして新しいファンを生み出す事もできるのです。
私はそこまでファンではありませんし
購読者でもないので、
『クウネル』に特に思い込みはありませんが
今後の展開を注目していきたいです。
感覚的には既存のファンの側ですが・・・
他のファッション誌や高級婦人誌のような路線に行かず
何か新しいもの・・・というより
『これまで気がつかなかった価値』を見せてくれる事を
期待しています。
**
実は、クウネル は
サイトのデザインや構成を考えた時に
参考していました。
そして、クウネルのキャッチコピーが好きで
まねして、いろいろ考えてみたものの
今だに「超えた」と思えるものが作れません(笑)^^
そのコピーとは・・・
『 ストーリーのあるモノと暮し 』
リニューアルした雑誌の表紙には、どうも見当たりません。
『 自由に生きる大人の女性へ! 』
と変わってしまったのでしょうか?
二つのコピーを見て、どちらがわくわくしますか?
私は最初のコピーです。
今回の変化が、単に雑誌存続が目的なら
未来はないかもしれません。
ジョブスのように
まだ見ぬ世界をみせてくれるなら
既存読者も認め、新しいファンもできる事でしょう。
さて、どんな未来が待っているのでしょうか。
---------------------------------
今日も読んでいただきまして
---------------------------------
ありがとうございました。
---------------------------------
感想いただけるとうれしいです。
---------------------------------
ご質問あれば気軽にメールください。
---------------------------------
info@s-coco.net
---------------------------------
まで。
---------------------------------
=================================
Renovation for Life and House
人と家とのよりよい関係を作ります
志田茂建築設計事務所
志田 茂
http://s-coco.net/
=================================
メルマガバックナンバー :バックナンバーページのURL
事務所のfacebookページ :http://goo.gl/LPJ6Uw
志田のfacebook https://www.facebook.com/shigeru.shida.1?ref=tn_tnmn
---------------------------------
記事一覧
志田です。 仕事場に、木のサンプルがたくさんあります。 ある時から、朝部屋に入ると 木の匂いを感じるようになりました。 ずぅと、木のサンプルはあったんですが そんなに”木の匂い”を感じたかな
2019年07月04日
志田です。 本日12時に 新しいメルマガを配信しました。 届きましたでしょうか。。 もし届いていなければ ご連絡いただければ、設定し直します。 また、もしかすると 迷惑メールフォルダーに入って
2019年02月20日
志田です。 新しいメルマガの予約配信のため記事を 書いて、保存ボタンをクリックしたら・・・ ログイン画面に変わり・・・ それまで書いた文が消えてしまいました。 orz ガッカリ・・ (
2019年02月19日
志田です。 ずっと前の事ですが 建築のむなしさをしみじみと感じた事があります。 その頃はまだ 「建築家」として「世間に問う」何かを作る! みたいな気持ちもありました。 その建築家が、、 とっても
2019年02月18日
志田です。 先日もお伝えしましたが・・・ https://mail.os7.biz/b/0iw2/1066147 メールマガジンの配信システムを変え それにともない このメールマガジンの名前も変え
2019年02月18日
志田です。 先日「ストーブ祭り」でおじゃました 風樂房(ふうらいぼう)は 何度行っても 「居心地いい」と思います。 一緒だった他の人も 同じように感じられています。 施主Sさんのお友達も そう感
2019年02月16日
志田です。 お知らせです。 メールマガジンの配信システムを変更する事にしました。 それで、それにともない メルマガの名前を変更しようと思います。 【日美の手帖】 から 【+LIFE】 (プラ
2019年02月15日
志田です。 私・・・建築家の話しが苦手です。 なぜかって・・ 難しいから。 建築家は いろんな事に興味が深いです。 複雑な思考をしていると思います。 みんな頭がいいんでしょうね。。 でも、何言
2019年02月14日
志田です。 先週の土曜 リノベーションした家「風樂房(ふうらいぼう)」 にてストーブ祭りでした。 施主のSさんが 「ストーブ祭りしましょう」 と声を掛けてくださったのです。 工事が終わってから1
2019年02月12日
志田です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【ご協力のお願い】 企画住宅・小さな家LWH 現在公開中の基本プランの以前に Type-1、-2、-3 がありました。 それらをまとめて冊
2019年02月09日
志田です。 前回のメールでは 2世帯住宅の事を書きましたが https://mail.os7.biz/b/0iw2/1062014 やはり みなさんの反応がイマイチでした^^ しかし懲りずにもう一
2019年02月06日
志田です。 今日は、二世帯住宅の話しです。 あなたは「二世帯住宅」が関係ないかもしれませんが ご夫婦の間でも、会社の人間関係においても 基本じゃないかと思っていますので、読んでみてください。 まず
2019年02月04日
志田です。 小さなバイクガレージハウス LWH001 が モノ・マガジン 2019年2月16日号 に掲載されました。 昨日発売されました。 証拠は こちら! ↓ ======== モノ・マガジン掲
2019年02月02日
志田です。 この前の、家づくりの相談会に参加していただいたご夫婦の話しです。 古いので家を建て変えるかどうか。 (ご夫婦それぞれの)親といっしょに住む。 相続の問題。 お金の問題。 結構大きな問
2019年02月01日
【日美の手帖】阿佐ヶ谷のお店・店主からレビューいただきました
志田です。 阿佐ヶ谷のお店・・ -------------------------------- 帽子のアトリエショップ demi-rêve ドゥミレーヴ https://s-coco.net/wo
2019年01月31日