【日美の手帖】 「住む。」という雑誌について
「住む。」という雑誌があります。
▼
http://www.sumu.jp/
2002年創刊、、、14年経ちました。
この雑誌が出た時、、、
軽く衝撃があって
創刊号から買っています。
全号買ったわけではありませんが、
まあ、買い続けています。
建築系の雑誌というのは
建築物が、特に新築の建物が主題で、
若い頃はそれを見てわくわくしていました。
インテリア系の雑誌は、内装の「新築」を
取り上げていて、同じように、惹かれていました。
でも、、
だんだんそうゆうのを見ても、面白くなくなってきたんです。
そんな時に
「チルチンびと」という雑誌が創刊されました・
1997年。
▼
http://www.fudosha.com/publication/chilchinbito/cb/cb_087/cb087.html
丁寧に作る木造住宅と
それにまつわる、職人や工務店、製材所や林業
などにスポットを当てた、
結構画期的な雑誌でした。
今も続いてますが、悪くはないんですが
なんとなく「工芸」の世界に行ったように思います。
「チルチンびと」初期は、私も
「そうだそうだ！」と、共感していたんですが、
だんだん、それも 「何か違う」 感じがしてきて
と、、そんな時に 「住む。」が出たんです。
「住む。」も、もちろん「住宅」を扱いますが
その雑誌を見て 「あっ・・・」と思ったのは、
「日常」に目を向けている事でした。
古い家を、手作りで直して住んでいるとか
「散歩していてちょっと気になる家」
みたいな家も対象です。
そこが、自分が考えていた事や
モヤモヤしていた部分と共感してしまったのです。
泥臭くもあるけど、
登場する人達のこだわりと、暮す事の楽しさ
こびる事もなく、筋の通った
生き方 や 家 や 物
を感じられる雑誌です。
そこにある手触りや光や空気が詰っているような。。
家 とか 物 とか
ただ手に入ればいい というものではなくて
ちゃんと、自分なりの基準があって
ちゃんと、それにふさわしい「質」があって
そんな物達の関係の中で生きていく事・・・
自分の人生の「質」を、「適当」にせず
よりいいものにしていく事が
大切だと思うのです。
（最後、、、うまくまとまってません！ ＞＜）
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Renovation for Life and House
人と家とのよりよい関係を作ります
志田茂建築設計事務所
志田 茂
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