本当にいい家って何でしょう？『自分らしい暮し』を考える事『ちょうどいい家』を考える事で、見えてくるかもしれません。

志田です。

これまでの日本の家は

　　〇LDK

が判断基準になっているように
部屋数があるのが「　いい家　」
というふうに考えられてきました。

興味ある人は、
マンションのリノベーション事例を
ご覧になって知っていると思いますが、

とにかく　ワンルーム化　をしています。

１LDK　　というか。。

住むのは、
夫婦だったり、
夫婦と小さい子ども　だったり。

その状況で、家を考える時、
極端な話し
「　仕切りがないほうがいいよね　」
と思っている人達なのです。

子供がいても
「小さいうちは個室なんていらない」
そう考えますし、
私もそう思います。

余談ですが・・・
不動産屋とかマンション販売会社が、
そうゆう本質的な意味を理解せず
「リノベーション済」なんて唄って販売してます。
でも、なんの事はない。
単に和室を洋室にしただけ
みたいな作りです。
本当に止めて欲しい。。

話しを戻します。

ワンルーム化するのは、木造でも可能です。
ブログに事例を掲載しました。

▼【木造リノベーション】細かく仕切られた家をワンルーム化
http://blog.goo.ne.jp/homeroom-goo/e/e2a4f632afac1b3c302448662145b0a7

＊＊

前回のメールのつづきになります。
https://mail.os7.biz/bd/0iw2/862661

築１２年の木造の家のリノベーション
葉山の家（R）では、
基本的に大きく間取りを変えていません。

というより、逆に部屋を増やしました。
１階には、お父様の部屋を独立させ
２階では、男の子ふたりの部屋を作りました。

年配のお父様と施主ご家族とは
時間のペースが違います。
リビングの隣に普段はオープンになる和室を
親の部屋に、、、
なんていうパターンもありますが、
元気である以上、若い人達とは別行動ができる事は
必要だと思います。

次に子供部屋・・

子供部屋なんて無理に分けなくても・・・
というのは理想です。
私も男兄弟で、弟とは１年違いなのでわかります。
「別々になりたい！」んです（笑）

ちゃんと独立した部屋は理想だけど
最低限、自分のスペースを確保したい！

葉山の家のふたりの男の子は、
まさにそうゆう時期でした。
男の子どうしでも仲のよい兄弟もいるでしょう。
でも、「独立したい」意識の強い子（その時期）は
それぞれのスペースをあげるほうが、
落ち着くのです。

作った部屋はそれぞれ　約３帖。
「自分の場所」っていうだけで、十分だと思います。


そして、部屋を増やした一番大きな理由として

「それぞれの物をそれぞれ自分で管理するように！」

という事です。
家族が多ければその分、必然的に物が増えます。
その物を誰が管理するのでしょう？

奥様がやる？・・・

もうそれは限界を超えていました。
奥様Kさんが悩んでいた理由の一つは、物。
物の収拾がつかなかった事。

だから、それぞれの部屋を作り
それぞれが　自分の物の責任を持つ
ようにしたのです。

まあ、お子さん達は、そう思い通りにはなりませんけどね^^


住む人の人数と物の量・・・
よく考えないといけません。
ワンルームになっても、それぞの物は
好き勝手に置かれたのでは
けっして気持ちいい家にはなりませんから。







=============================

今日も読んでいただきまして
ありがとうございました。
感想いただけるとうれしいです。
ご質問あれば気軽にメールください。

このメールに返信してください。

または　info@s-coco.net　まで。


=============================

「私の好き」をあきらめないでください。

木の床のシンプルな家で豊な暮しを実現してください。


志田茂建築設計事務所

志田 茂

http://mail.omc9.com/l/019Nnp/dHWaPtGG/

メルマガバックナンバー :http://mail.omc9.com/b/0iw2/m/854466

事務所のInsutagraum : https://www.instagram.com/scoco4life/
事務所のfacebookページ :http://mail.omc9.com/l/019Nnp/4F5XZPXo/
志田のfacebook http://mail.omc9.com/l/019Nnp/GKMXEehH/

=============================