1/7 年初の投資教室は・・・｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

1/7 年初の投資教室は・・・

2024年01月07日

○○○○さん

こんばんは、今日は遅くなりました。というのも、年初の投資教室でテーマは「年金型投資保険」です。さあ、どんな保険でしょう！保険の保証にプラス投資的要素（株や債券）を含む保険です。私ははっきりいって保険を自分で選んだことはありませんでした。

現役の会社員の時、すべて家内に任せていたし興味もなかった、だから保険で投資ができるなんて、考えもしなかった。今日あらためて勉強することで、なんて馬鹿だったのか、今の歳になってそう思うのは、若いときに勉強をしなかった罰金だなと思う。

それにしても、投資教室にこられている生徒さんたちは、主婦や女性なので多くの保険に入っていらっしゃる、数にして９個とか７個とか、そんなに保険に入って家計は大丈夫なのかと思うほど・・・それほど将来や家族のことを思いやっていらっしゃるんだと、感心しました。

そして複数の保険に入っていらっしゃるにもかかわらず、見事にその保険の仕組みや概要をご存知ないのだ。だから、今日あらためて自分の保険を見直す機会を得て、その理解を深めるとともに、その方向性を再考したに違いありません。
もう、その場で解約したい、解約したらどうするか、そのお金を別の投資へ振り分けることを考えておられました。

これは保険商品を売る側にも問題があり、保険関連手数料の説明はおろか、明らかに保険のもつリスクも十分に理解せぬまま、それを承知で契約させている。
そもそも保険という商品は保険屋にとってどれだけ儲かるか、を計算して組み立てられるもので、仮に赤字になるようなことがあれば企業としてやれないわけです。よって契約者が得をする部分はもちろんですが、それよりも利益をだすことに重きを置かれることは当然といえば当然です。

こんなことを考えず、もしという、あらゆる将来の不安を保険という先行投資で安心をえる、という人の心理を利用したよくできた仕組みです。そして決して安い金額でもない保険を、自分が理解しないで契約するということは、いつも私がいっている「他人に自分のお金を任せない」という原則がら大きく逸脱する行為だと改めて認識した日でした。

皆さんが契約している保険、今一度その目的や金銭的価値、将来の予測をもとに見直す機会を作ってもいいのではないでしょうか。いや、再度、確認の意味でも見直しをすべきだとおもいます。