1/23 お金と引き換えに失う時間｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

1/23 お金と引き換えに失う時間

2024年01月23日

○○○○さん

こんばんは、今日は天気もよく家内が御朱印を求めて神社巡りをしたい、ということで午後から三木市内で神社３社と天然温泉に行ってきました。参拝後、温泉で露天風呂やサウナに入ってゆったりすごす時間は至福でしたね。

さて、今日は自分の時間と引きかえにお金を稼いでいることについて。
学生のころはお金をかせぐ方法は主にアルバイト、アルバイトといえば時給、我々が学生のころは時給５００円あれば十分な時代。自分の人生の大切な時間と引き換えにお金を稼ぐ方法を知らなかった。それが普通と思っていた。

でも、あの頃は時間よりもお金が大切だった？いやそうではなく、時間の大切さがわからなかっただけだ。そして何よりも、アルバイトも楽しんでいたような気がする。というのもバイトでは好きなことやおもしろいことをしていたから。

時間がすぎるのがそれほど早いと思わなかった、でも大人になって特に晩年は時間がはやいはやい。なぜだろうか？最近よく考えるのだ。

思い起こすと学生のころは時間あたりの行動量、経験の時間当たりの成長効率が高かったのではと思う。平たく言えば、頭も体も成長していて過ごす時間の中身が濃かったんだ。逆に時間がたつのが早いと感じるのは、時間当たりの成長がない、もしくはあっても少ないから時間をめいっぱい感じられないので、気がついたら時が過ぎているのではないか、と思う。

老後ではなく、自分のセカンドステージとしての６０歳代の過ごし方で一番幸せな時間の過ごし方は何だろうとよく考える。最近よく読む、老後の過ごし方のような本に書いてあることは、まさに多くの人が共感するから売れてるのだと思う。

たとえば、米国のお金持ちで長い人生経験から学んだもっとも重要な教訓は何かを聞いたアンケート結果では、①温かな友情、②高貴で大きな目的のための活動への参加、③子どもたちとゆったり過ごす充実した時間だそう。

つまりモノではなく時間こそが、人生を幸せに導く大切なものだった、人生経験豊富で、あらゆる体験をしてきた先達の多くがそう言っているのです。

私はお金持ちでもなく、人生で成し遂げられたことなど何もない、と思っている凡人ですが、そんな私でも「時間」というかけがえのないものを大切にして生きる、上記のような時間の過ごし方ができる、それこそ自分の人生の幸せなんだろうと思います。

そう、今日のように温泉にゆっくりつかりながら、何も考えずにね。