3/26 サプリメントと薬の違い｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

3/26 サプリメントと薬の違い

2024年03月26日

○○○○さん

こんばんは、今日は奈良の大和高田市まで行っていましたが、電車代はもちろんランチや買い物もすべて電子マネーでしたので、財布を一度も触らずでした。ここ2週間ほど外出を控えておりましたし、現金を長い間触らず過ごしています。
電子マネー便利です、マジでもう現金は使いたくないです。

さて、昨日も話題にしましたがＫ製薬のサプリメント成分の健康被害、死者がいたとか夕刊の一面にでています、新たに数十人が入院していたとか続報も出てきていますよね。さすがに死者が出たと聞いては愕きですが、因果関係は不明ですし、成分が直接原因と特定することは難しいと思います。

そもそもサプリメントの成分は食品で、薬ではありません。
では薬とは何でしょうか？薬は身体に作用する有効性がある＝効果があるものですが、同時に副作用は必ずあるのです。だから薬は毒ともいえ、表裏一体なのです。でも薬は効果が副作用を超えるから、有効なのであって薬は飲まないに越したことはないのです。

旧薬事法、いまは薬機法といいますが、法律上は薬として効果があると厚労省が認可したものが、薬。それ以外の成分は、口から摂取するものは食品という決まりですが、食品でも身体に有効性がある成分もあります。ただその効果をうたうのであれば、薬としての認可が必要です。その認可がないのに、いくら効果がある成分であっても効果をうたうと薬機法違反となり犯罪。同時に景表法の詐欺表示となり複数の罪が課せられるのです。

今回の事件の主役である成分は、あきらかに食品であって薬ではありません。
よって食品成分による身体への被害はメーカーも想定できないです。

あくまで架空のたとえ話ですが、ニンニクを毎日一定量食べると、肝臓が悪くなるという人が１００万人中１００人いてもニンニク成分がその原因だとは思わないし、証明できないですよね。それをニンニクを販売した業者が、食品成分の副作用、つまり身体に悪い成分調査して販売しないと罰せられますか？罰せないでしょう、ニンニクは食品として認められているものですから。それと同じです。

そもそも事件で対象となった成分を食品として認めているのは政府側です。ご存知のとおり食品添加物として認可されている成分のほうがもっと危険だといわれています、そっちでは健康被害はないの？いやあるでしょう！

だから、販売メーカーにその全責任があるというような政府のコメントはおかしいし報告が遅いとはいえ薬ではないから義務はないし、メディアの論調も背景をないがしろにした、メーカー落度を指摘し被害だ被害だと報道しているのを見るにつけ、憤りさえ覚えます。

このような報道を鵜呑みにする国民が大多数だからフェイクニュースもはびこる、今話題の大谷さんの事件もある種そういったメディアの報道自体が誤解を生んでいる、ほんとに残念に思います。

みなさんは報道をそのまま信じてしまいますか？
本当に大事なこと、自分に関係のありそうなことは自分なりの理解を深めていくこと、これは投資をする上でも大切なことだと思っています。