4/25 米テスラ社の４半期決算｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

4/25 米テスラ社の４半期決算

2024年04月25日

○○○○さん

こんばんは、きょうはいい天気で初夏のようでしたね、株価といえばまた８３０円も下がって３７６２８円と昨日今日と大きく変動しています。ボラティリティが大きいほどに儲けと損失の規模も大きくなるのですから、株式市場は面白いですね。

さて、今日の朝刊ニュースでは米テスラ社の四半期決算が出ていました。
結果は、売上前年比９％ダウン、利益も５５％ダウンで、４年ぶりに売上＆利益を落とした、とありました。ＥＶで業績をのばし世界のＥＶシェア２割の同社もここにきて陰りが見えてきたということです。

原因は価格、米国では金利上昇で高額なＥＶが敬遠され、中国の安いＥＶとの競争激化で販売が伸びていない。アジア圏では圧倒的に中国ＢＹＤに負けている状況。これからどんな手を打つのか経営的には正念場でしょうね。

イーロンマスクさんは、主力品より３割安い低価格ＥＶの導入を計画したようですが、コスト削減が進まず、価格が上振れするといわれているようです。中国製のＥＶの価格とは勝負できそうにないような。。。

ここから個人的な意見ですが、ＥＶが売れないのは価格ではないと思う。
ＥＶそのものは環境に良い、ガソリンやディーゼルのＣＯ２問題の解決につながるという、音も静かで走行中は良いだろう。

しかしながらＥＶ電池を作る時はどれだけＣＯ２を出しているか？廃棄電池はどう処理するのだ？継続走行可能距離が最大４００Ｋｍ程度でガソリン車に劣るのに、旅先にどこでも充電できる場所ありますか？その充電時間がかかりすぎませんか…等

こういったＥＶの欠点を考えると、ハイブリッド車がいいやん、ガソリン車でええやんというようになっても不思議ではないです。特に広大な土地のアメリカです、ロングジャーニーで砂漠の真ん中で充電切れなんて洒落になりません。

米国大手のレンタカー会社「ハーツ」がＥＶレンタカーの多くを売り払ったというニュースもあります。レンタカーとしていかにＥＶよりハイブリッド・ガソリン車の方が優れているかでしょうね。

ってことで現在ガソリン車やＥＶに比べて優秀な車はハイブリッド車です。
ハイブリッド車の生みの親は「トヨタ」です。トヨタはＥＶが遅れているといわれますが、これから出すＥＶには全固体電池を使うそうですよ。。全固体電池、そう簡単に他社が真似できますか？やっぱり世界のトヨタ、凄い会社だと思いますね。