4/26　為替リスクのこと・・｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

4/26　為替リスクのこと・・

2024年04月26日

○○○○さん

こんばんは、今日は早朝から鳥取県のほうへドライブしてきました。蒜山高原の近くにある道の駅で新鮮な野菜を買い、山道の端にあるＳＮＳ上で有名な蕎麦屋さんに行って、金持神社へお詣りに行きました。この神社は金持と書いて「かもち」神社で地名なんです。ただ金持という表記のため全国的にも有名になったそうで、山のふもとにある小さな神社です。

さて、今日は円安が進んで１ドル１５６円台になりましたね、政府の為替介入もあるでしょうけど、このまま１６０円にいくかもって噂もあるくらいです。反対に何かのきっかけで円高になる可能性もあります、こればっかりは誰もわからない、神のみぞ知る奴。

みなさんは「為替リスク」を知っていますか、いやいやそれくらい誰でも知っているでしょう・・そうですよね～～・・・・

いま新ＮＩＳＡの知名度が上がって投資を始める人が増えたのはいいのですが、どんな商品を買っていますか？個別株はまだどれを買ったらいいか、わからないからＳＮＳで人気といわれる「オルカン」「Ｓ＆Ｐ５００」の投資信託を買っておけばよい、ということで買った人もおられるかもしれません。

ネット証券で購入するオルカンもＳ＆Ｐも手持ち外貨がない人は、ふつう円価建てで買います。しかし運用はすべて外貨です。どの投資信託も基準価格が上がっているように思います。いまは運用資産が連動する指標は上昇しています、でも為替の影響も多いにあるのです。いったん円高に振れれば、運用外貨の変動は小さくても、円価建ての評価額は大きく下がることになります。昨年１３０円台でしたが、今１５５円ですからその差は１４％あります。

リスクを軽減するには長期積立して平均化できる投資方法がいいんだといいますが、それは１０年ー２０年の期間の話です。２－３年で果たしてその効果を実感できるでしょうか？

為替レートの変動が急激であればあるほど、短期的には為替リスクが大きいことになります。みんなが買ってる投資信託だから、大丈夫って思う？米国市場が好調だから安心？資産運用額が大きいから安心だと思う？投資信託の経費率が低いからよいですか？

ポイントは、海外のインデックス投信はみな外貨建で運用されています、みなさんは円建てで買っています。だから為替相場の変動で「為替リスク」が大いにあります、今好調なインデックスも下落するときはくる、そうでなくとも円高になればどうなるか、ということを知っておくべきだということです。知っていれば、この先暴落や○○ショックが起きてもメンタルをしっかり持っていられると思います。