4/28 老化はどこから始まるのか・・・｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

4/28 老化はどこから始まるのか・・・

2024年04月28日

○○○○さん

こんばんは、今日は暑かったですね。すっかり夏の気分ですね。甲子園の阪神もラッキーなことに連勝しています。まだシーズン初めですが、この調子で突っ走って欲しいもんです。今日は阪神ファンのお宅にお邪魔してたので、そりゃ応援の熱が違いましたぁ～（笑）

さて皆さん、和田秀樹先生というお医者さんをご存知ですか？この先生は老化や高齢者の健康などについて造詣が深く、とくに多くの高齢者と接しているので、老化やそのメカニズムに関する研究と関連本を多く出版されている方です。

ここ１年ほどで、和田先生の本を数冊読んで大いに共感したものですが、今日のニュースコラムを見て、間違いないなぁ～と共感した話です。

人の「感情」や「意欲」をコントロールするのは「前頭葉」という脳の部位ですが、この機能が衰えると、本当の老化が始まる、というのです。前頭葉の機能が低下することは、すなわち、感情や意欲が劣化してしまうこと。最近めっきり感動が減った、意欲もやる気も湧いてこない等です。

前頭葉が衰える？いやいや、私は毎日のように本や新聞を読んで、脳を刺激しているから問題ないよ、毎日仕事もしてるし・・・そう思われる方もいるかもしれません。しかし残念なことに、ただ漫然と読書をしたり、仕事をソツなくこなしたりしているだけでは、前頭葉の衰えを防ぐことはできない、そうです。

「読書」という行為は、脳の両側面に位置する「側頭葉(そくとうよう)」という部分であり、読書ではほとんどこの側頭葉しか使っていません。いつもの馴染みの著者の本や、毎朝、習慣的に読んでいる新聞の場合はなおさらなのです、って。

では前頭葉はどうすれば活性化できるのでしょうか？ズバリそれは「これまでに経験したことがない新しい体験をすること」ですって。つまり「感情」が揺さぶられ、「意欲」が湧き起こるような新しい体験をすれば、前頭葉も活性化されるというわけです。

訪れたことのない場所に行って、人生でこれまで見たこともなかったすばらしい景色を眺める。あまり縁のなかった演奏会に足を運んでみて、これまで聴いたことがなかった音楽に触れてみる。馴染みの友達ではなく、新しく初めて知り合った人と、いつもは行かないようなしゃれたレストランに行ってみる。

人はこうした「未知の世界」に触れたときに、「いったいこれは何なのか」と、好奇心を揺さぶられ、前頭葉が働きます。だから、湧き立つ好奇心は脳の筋トレだと。

どうですか？この話、多いに共感し自分もそうしてるかも？？？「好奇心は衰えていないかも」・・・・身体的な老化よりも、脳の老化を防げば外見もついてくるかなって、そう思わせる和田先生のお話でした。

今日のメルマガ、少し長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。