6/3 どうした、トヨタとマツダ！｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

6/3 どうした、トヨタとマツダ！

2024年06月03日

○○○○さん

こんばんは、さて６月の株式市場の始まりです、今月は株主総会ラッシュの月ですね。今時はネットでのライブ配信があるので、総会の現場にいかずとも、その様子は見ることができます。そして３月決算の銘柄の配当が出るのも、総会後ということで決算月と配当月はほぼ３か月のラグタイムです。

株主は総会の議案に対する議決権を行使しますが我々個人投資家レベルの株数では、おおよそその可否への影響はありません。
企業によっては総会議案について、詳細にかかれているとこもあれば、何これっていうほど薄っぺらい議案もあります。三菱商事の総会通知書は結構ボリュームと内容が伴った良いものですが、会社のＨＰにも載せているため、誰でも見れますよ、見慣れるとこの記事も面白いものです。

さて、今日のニュース、トヨタもマツダも両方の会長、社長が記者会見でお詫びの頭を下げていたよ。その他ヤマハ発動機、ホンダ、ダイハツと計５社で不正があって、国交省が不正車種の出荷停止を指示したという。
このところ、トヨタも日野自動車、ダイハツ問題で会長自ら社内刷新の気運を盛り上げていたはずではなかったですかね？

マツダにしてもこのところよい車の評価が上がって販売も好調だったはず。。。あららら・・・・残念

車の認証制度のことは詳しくはわかりません、しかしながら現場で行われていた不正はすべて管理者、その上、はては社長の責任となります。
車の認証もすべて国交省の管轄である以上、いろんな制約や規制があるのでしょう。
なんとなく、わかる気がします。以前勤めていた製薬会社でも、現場の製造向上は厳格な管理が行われており、ルールは絶対です。販売に関しても薬機法（昔の薬事法）によって厳しい規制や制約がありましたから。

現場での責任者は知っていたでしょうね、でも大丈夫という慢心があったのか、だますつもりはなく、これくらいは過去からもずっとあったからとか・・・

いずれにしても、このような不正、ルール破りは誰の同意も得られないでしょうから、すべて膿を出し切ったほうが良いと思います。いまはもう昔と違うのだから、変えていかないと未来はないですね。

自動車業界は、富士山産業です、裾野が広いんです、最終製品を作るメーカーのせいでどれほど多くの部品メーカーや関連会社が迷惑を被るか。それを考えるとこのような事態は何としても回避すべきだと思う、現場の責任は大きい。

明日のトヨタはじめ、自動車関連株、どうなるか見ものですね。しばらくは地を這うかもしれませんな。ピンチはチャンスでもありますが。。。