6/30　新紙幣発行とキャッシュレス決済｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

6/30　新紙幣発行とキャッシュレス決済

2024年06月30日

○○○○さん

こんばんは、今日は雨かと思っていたらほとんど降らず、曇りで風が強くて、玄関先の植木鉢も倒れてしまうほどでした。窓を開けていると心地良い風が吹き抜ける日曜でした。

さてこのところ、新紙幣の発行が３日に迫っているせいか、関連ニュースが多く、そういった記事が目についてしまう。

１万円札の製造原価は１枚あたり２０円ぐらいらしいですが、いわばただの紙です。でも１万円の価値があるとして、日常的に使っています。この法的根拠は日銀法らしいけど「国家の信用を背景にこれは１万円として通用する」という社会的合意で成り立っています。お金とは国の信頼があってはじめて価値があるのです。

そんな紙幣を印刷しているのは「国立印刷局」紙幣のほか、郵便切手や旅券や証券等の印刷をしています。今回の新紙幣発行の目的は、偽造防止ということで、いままでにない偽造防止技術が刷り込まれた世界最高水準で、ただならぬ紙になっているようです。

偽造防止という目的はもちろん素晴らしい、と同時にそもそも紙幣や硬貨を使わないキャッシュレス取引を増やす方がいいんじゃね？とも。
皆さんご存知ですか？硬貨の場合、１円玉をつくるのに約３円のコスト、５円玉も１０円以上のコストがかかっています。もうやめてはどうかと。
決して清潔ではない硬貨を、支払うのに小銭入れからじゃらじゃらと・・・煩わしいと思うのは私だけでしょうか？

新紙幣の偽造防止の進化は素晴らしい。一方でキャッシュレス決済の普及とその安全性の向上は、新紙幣発行よりもプライオリティ（優先度）が高いのではないかと思います。
キャッシュレス決済カードやスマホ画面の利便性向上やそれらのセキュリティ対策は、クレジット会社やキャッシュレス決済企業の信頼性確保には欠かせない課題だけど、それこそ国をあげてバックアップしてほしいなぁ～って個人的には思っています。

キャッシュレスの弱点はシステムダウンです、スマホ画面が飛んでしまえばたちまち混乱するし、データがどこかに行くかもしれない。そういったリスクで二の足を踏んでいる人たちに、国はなんらかの対策を講じてその安全性を確保する、そのための税金を使っても誰も文句言わないんじゃないかな？？

皆さんはキャッシュレス決済、どう思っていますか？