7/24　　アメリカ大統領選挙と為替相場｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

7/24　　アメリカ大統領選挙と為替相場

2024年07月24日

○○○○さん

こんばんは、毎日のようにメディアに出てくる「アメリカ大統領選挙」の話題、最近は高齢のバイデンさんが撤退を決めて、女性のカマラ・ハリス副大統領が出馬する民主党。さて、その下馬評はいかに・・・という調査の報道が多く目立ちます。

例えば、
ロイターと世論調査会社イプソスが23日に合同で実施した調査では、ハリス氏の支持率が44％で、トランプ氏の42％を2ポイント上回ったとか、公共放送PBS、公共ラジオNPR、マリスト大学が22日に合同で行った調査では、トランプ氏の支持率が46％で、ハリス氏の45％を僅差で上回ったとか。。。

PBSなどの調査では、バイデン氏の撤退は正しい選択だったと米国民の87％が思い、41％がバイデン氏の撤退によって民主党が大統領選で勝利する可能性が高まったと思うと回答する一方、24％は低くなったと答えた。34％は影響はないという。

これらの調査結果で言えることは、このような事前調査で結果を推測することは難しい、というか結局は選挙をやってみないとわからないんだろうな、と。

メディア報道はニュースを日々伝えることが仕事なので、あれやこれやと取り上げるであろう、けどそれを見たり聞いたりする米国選挙民は何を信じて投票するのでしょう？

ニュースで熱狂的な支持者が雄たけびを上げる画がたびたび報道されるが、断片を切り取った報道であって、国民のほとんどが無党派で支持政党が決まっていない。ということはどちらに入れるかなんてわからないし決めてない人が多いわけだ、またそれが選挙というものなのだ、と言われればその通り。

もしトラからほぼトラになるという思惑で、為替相場もおおいに動き始めている。米選挙報道が出る前は円安ドル高が止まらない様相を呈していたが、一転ドル安円高方向へふれ、きょうは154円代となっている。あれだけ日銀の為替介入でもダメだったのに、大統領の選挙報道が始まったとたんにこれだ。思惑の力は相場を動かしますね。

国内株もこれまで好調だった「半導体銘柄」が大きく下落し、戻らない状態。個人的銘柄のポートフォリオの半導体比率をさげようと思っていた矢先に、これだけ下がってしまった。まさにタイミングをのがした状況です。

この先アメリカのいま好調なダウ、ナスダック、Ｓ＆Ｐ500なども上がり続けることはないだろうし、どこで大幅な下落が発生するか、全世界の投資家は注視していることでしょう。でもどれほど想定しても、研究してもそれが当たる保証はない、だって投資の世界に絶対はありませんものね。

今後の動きに注目しておくこと、そして準備していくことしかありません！！