9/13　DC（データセンター）の建設ラッシュは｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

9/13　DC（データセンター）の建設ラッシュは

2024年09月13日

○○○○さん

こんばんは、今日の陽射も真夏と同じ、身体を焼かれているような暑さでした。サングラスもせず、帽子もなかった私はもう頭から熱光線を浴びせられている感じで、歩くだけで汗だくでしたけど、、皆さんきょうは外歩きましたか？

さて、朝刊に出ていたニュースで「関西電力」が京都精華町にハイパースケールデータセンター（ＨＳＤＣ）を建設するというもので、２７年度には操業するという。

で、何が気になるのかって？
そもそもＤＣ（データセンター）というのは実はあちこちにあって、主に都市圏に近い場所につくられています。企業のもつ膨大なデータを物理的に保持したりするサーバーが無数にこかれている、それこそデジタルデータの保管庫だ。

一見何の変哲もない倉庫のような建物で看板も上がっていない、だから近隣の人も何の会社かわからない。おまけに入場のセキュリティーが相当厳しく、人の出入りも制限されています。こんな建物が自宅周辺にあって、ずっと何の建物だろうとかどこの会社なのか等と気にはなっていたところ、実はＤＣだったという。もちろん看板も表札もないので推測です。

このような一見何もわからない建物があちこちにでき始めている。それはデータが溢れてキャパを超えているから、ということが推測できます。ＡＩ関連の需要も増えている。おまけにデータセンターはものすごい電気を使うようで、その熱を冷却するこのとも必要で、今回関西電力が主体となっているＨＳＤＣなので、そりゃすごいスケールと設備なんだろうなって思う。

さらに言えば、ＤＣのコンピューターには多くの最先端半導体が必須であり、その供給はまだ不足しているし、一時的に在庫ができても、先端テックの半導体がでてくるので、この先半導体の需要は衰えないとも言える。

先日の資産運用展示会で、半導体商社の会長が言っていたが半導体企業は１番手しか生き残れないと。。２番煎じはコストが見合わないのでやれないと。だから、半導体企業の競争は激しく生き残るには、新しいテックがないとだめ、常に進化していると。

データセンターが全国に建設され、それを運用することは、最先端の半導体、絶えない電力、放熱（冷却）の方法、などの条件を満たすことができる企業しかできないのだ。そういう意味で、ＤＣの建設発表は感心度が高いニュースなのです。

皆さんの自宅周辺に、何だか怪しい倉庫みたいな、看板もない、セキュリティの厳しい建物はないですか？もし見つけたらそれはデータセンターです。

少し意識してみるだけで、そんな発見もあるかもしれませんね！