12/8 ユニ・チャームの株式分割｜定年退職後のチャレンジバックナンバー

12/8 ユニ・チャームの株式分割

2024年12月08日

○○○○さん

こんばんは、今日は株式銘柄の話です
皆さん良く知っている　ユニ・チャームが１２月末で株式分割のニュース。当該社はこの１２月が本決算ですが、見通しは予測をやや下回る見込みで、１１月には株価を大きく下げました。

紙おむつやペットケアで有名でなじみがあるトイレタリーメーカー、かの花王と良く並び比べられる優良会社です。特にアジア（中国、タイ等）の売上比率６割と高く、国内のみならずアジア諸国では有名。

私も現役時代は、知り合いもいてほんとに優良企業だと思っていました。社員は結構しんどいという話ですが、それが結果を出している企業です。

そのユニ・チャームが株式を３分割すると突然発表しました、株価は金曜の終値３８８２円でここ２－３年で最低ラインです。３分割だと１３００円前後で買いやすい株価。これはチャンスなのではと思ったんです、株主優待などはやめてしまったようですが、長い目でみて株価戻りは期待できそうです。

さて、株式の個別銘柄はどのような目線で選択するか、ということが一番大切なわけですが、ＳＮＳなどで良く出てくるノウハウは個人の目的が違うため、参考になるものもあれば全く違うものもあります。

株式分割でいえば、企業は１株当の株価が下がれば多くの投資家が買いやすいわけです。分割後は株価が上がるというような情報もありますが、データ的にはそうではないようです。

発行株式数が増えると１株あたりの価値が希薄化するので、しかる後に自社株買いなどで回収し償却するということをします。これは株価の価値を維持する方法ですが、一方、そもそもキーエンスやファーストリテーリングのようにいくら東証や投資家が言おうとも分割をしない企業もあります。それは企業の考えかたです。

株主数をみると明らかです、ファーストリテーリングの株主数を知っていますか？あれだけの大企業ですが、株主は８５００名しかいません。キーエンスも１２６００名です。一方、あのＮＴＴは１７７万人もいるのです、この違いをどう考えるかです。

ユニ・チャームは３．３万人、花王は１３．４万人います。
ユニ・チャームは分割後に株主数は増えるでしょうね！花王にはない技術力や開発力があるユニ・チャーム、環境や地球にやさしいユニ・チャーム。この先も優良企業としてありつづけてほしい企業です。