チャート上の【節目】とは何か
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
トレードの勉強をしていたら、【節目】という言葉を聞いた事ありますよね。
「チャートの節目」なんて使われ方をして、凄く大事な言葉であるように思えます。
じゃ、節目って一体何の事を指しているんでしょうか?
節目を検索したら、
【物事の区切りとなる大事な所】
とありました。
では、【物事の区切りとなる大事な所】とは、
トレードにおいてはどういった所なんでしょう?
そして、それが大事な理由ってなんなんでしょう?
節目の事を、本当の意味で理解するには、
前提となる知識が必要です。
前提知識の1つ目は【ダウ理論】です。
ダウ理論には、6つの法則がありますが、FXにおいて最も大事なのは1つ。
【トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する】
という法則です。
ダウ理論は、100年以上に渡って相場の世界で参考にされており、
今でも、テクニカル分析の原点と言われています。
じゃ、どういった人がダウ理論を参考にして、
テクニカル分析の原点として利用しているんでしょうか?
もちろん、私たちと同じように、チャートを見ながら、
「今、どういう状態なのかな」
「どこでエントリーしたらいいのかな」
などと考えている、その他大勢のトレーダー、つまり【大衆トレーダー】です。
レートが動く原因は注文であり、
その注文を出すのはトレーダーです。
これが前提知識の2つ目です。
だから、勝ちトレーダーは、
・ダウが大事だよ
・大衆心理が大事だよ
と繰り返しているワケなんです。
つまり、節目とは、
【ダウに基づいて、大衆心理が集中する所】
という事です。
この節目をわかりやすくする為に、チャート上に表示するのが【水平線】です。
だからこそ、
・水平線がわかれば勝てる
・水平線が最強のテクニカル
などと言われたりするワケです。
【ダウに基づいて、大衆心理が集中する所を水平線で表したモノ】
なんて言ってたら長すぎるんで、【節目】と一言で済ませた方が都合がいいですよねって話です。
じゃ、その節目では何が起こるんでしょうか?
節目ってのは、大衆心理が集中する所でしたよね。
つまり、
節目には注文が集中する可能性が高い
という事が言えるワケです。
注文にもいろいろな種類がありますが、最も分けるべき要素は、
売りなのか買いなのか
って要素になります。
なぜならば、
多くの人が下がると思って売ればレートは下がり、
多くの人が上がると思って買えばレートは上がる
からです。
節目には、売りと買い、両方の注文が集まります。
ですが、節目を、【ある程度の幅を持っている】と考えると、
幅の中の注文の分布は均一ではありません。
節目の中ほどは、売買混合の戦いが繰り広げられており、どちらに転ぶかはわかりません。
ですが、節目の端のエリアでは、
【決着がついた】
と多くの人が認める事があります。
売買の戦いにおいて、買いが勝ったと多くの人が判断すれば、
そのエリアには買い注文が集まりレートは上昇します。
逆に、売りが勝ったと多くの人が判断すれば、
そのエリアには売り注文が集まりレートは下降します。
多くの人が注目する節目ほど、多くの注文が集まり、
その分、決着がついた時のレード変動も大きくなります。
こういった節目こそが、
【効く水平線】
というワケです。
効く水平線が、チャート上から探し出せるようになれば、
トレードで勝てる確率は上昇します。
なぜならば、節目でのバトルで勝った方に乗れば、
他のトレーダーが、そのポジションをさらに伸ばしてくれるからです。
【節目の正体を知り、その利用方法を考え、レートの動く方向に乗る】
これが、優位性のあるエントリーを行う方法です。
こうなると、損切りはどうなったら行うのかといった事も、おのずとわかるというものですよね。