FX情報ブログ、【逆転FX‼】管理人ヒロセがお届けするメールマガジンです。 主に裁量トレードに関する有益情報を、気軽に読んで頂けるよう執筆しています。 不定期の更新とはなりますが、ブログ形式のバックナンバーを公開していますので、欲しい情報を欲しい時に読んでいただけます。

逆エフ通信

私がスキャルピングをお勧めしない理由

2025年04月05日


 


○○様。


 


こんにちは!


逆エフ通信管理人のヒロセです。


 


本日もご愛読ありがとうございます。


どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。


 


私のトレード手法は、いわゆるデイトレと言われるものです。


 


裁量トレードには、そのトレードスパン(保有時間)によって、長期、中期、短期、超短期と分けられ、


中期:スイングトレード


短期:デイトレード


超短期:スキャルピング


と名前がつけられ、使い分けられています。


 


※長期裁量トレードは、数ヵ月~数年単位でトレードを行うものと思われますが、名前などは付けられていないようです。


 


トレードスパンは短ければ、資金を回転させるスピードが速くなり、資金効率がよくなると考えられています。


私がデイトレをしているのも、資金効率の良さが理由の1つです。


 


ですが、トレードは短ければ短いほどいいのかと言えば、そうではありません。


短くすれば、それなりのメリット・デメリットが発生します。


 


私には、デイトレ以上に時間軸の短いスキャルピングには、デメリットの方が重く感じられます。


従って、私が他人にスキャルピングをお勧めする事はありません。


※スキャルピングを好む人自体を否定しているワケではありません。


 


私が考えるスキャルピングのデメリットは次の通りです。


・売買コストの割合が多い


・予約注文がやりにくい


・誤発注の危険性が高い


・集中力が要求される


こんなところにしておきましょう。


 


FXにおける売買コストはほとんどの場合、スプレッドになります。


スプレッドは売値と買値の差の事で、スプレッド×ロット数が売買コストとしてかかってきます。


 


スプレッドはポジションの保有時間に関わらず、トレーダーがコントロールする事はできません。


ですが、利益に対してのスプレッドの割合なら、コントロールする事ができます。


 


例として、スプレッド1pipsの通貨ペアをデイトレする場合と、スキャルピングする場合を考えてみましょう。


前提:スプレッド1pips


デイトレ:利確幅20pips


スキャルピング:利確幅5pips


こう設定した場合、利益に対してのスプレッドの割合は、スキャルピングの方が多い事がわかりますよね。


 


さらに、スキャルピングはデイトレに対して、トレード回数が必然的に多くなります。


不利なスプレッド割合のトレードを、何度も行わなければいけないって事です。


 


スプレッド割合は、利確幅が狭いほど、トレード回数が多くなるほど、増えていきます。


 


トレードは売買コスト以上の利益を出さない事には、資金は増えていきません。


つまり、売買コストがかさむと、いわゆる【スプレッド負け】という状態になります。


 


なぜわざわざ、コストのかかる不利な方法を選ばなければいけないのか?


その理由が明確ではない限り、極端な短期売買に手を出すべきではないと考えます。


 


さらに、チャートは時間軸が短くなればなるほど、


いわゆる【ノイズ】といった動きが目立つようになります。


 


従って、【これはノイズではない】とトレーダー自身が判断する方が、いい結果になると考えられます。


つまり、エントリーを予約する事は難しく、成り行きエントリーになるという事です。


エントリーの瞬間までチャートを監視し続けるのは、疲れるものです。


 


予約注文といった観点からすれば、各証券会社には【ストップレベル】といったものがあります。


ストップレベルとは、予約注文を発注する際に、現レートから離さなければいけない値幅の事を指します。


 


ストップレベルが5pipsであれば、現レートから5pips内に予約注文を出す事はできません。


そして、これは損切り注文を入れる際にも適用されます。


 


つまり、ストップレベルが5pipsの場合、5pips以上離れた所じゃなければ、予約注文が通りません。


 


短期トレードで、予約注文が通らないといった経験をした人も多いんではないでしょうか?


それは、ストップレベルの内側だったからといった可能性が高いです。


 


誤発注の危険性が高いというのは理解できますよね。


 


私の経験でいうと、特にチャートを切り替えた時に、


「おっ!今乗れるんじゃね!?」


なんてポチッとエントリーした後に、ロットを多く間違えてた事が数回あります。


 


もう、サーっと血の気が引く思いですよ。


そこでスグに決済できれば、まだ被害は少なく済むんですが、


プラスになるのを祈ってホールドしてしまうクセがつくと大変です。


 


ロットを予定より多く発注してしまった時は、できる限り速やかに決済してくださいね。


 


特に、予約エントリーする場合は、MT4の発注画面は使いにくいです。


発注は慌てず焦らず、慎重に行うのが一番です。


 


ノイズの件でも触れましたが、スキャルピングは、


【トレーダーがチャートの前で監視し続ける】


という局面が多いです。


 


チャートの前で、活発に動くレートを見ながら、今か今かと待ち続けるのは、


非常に神経をすり減らす行為です。


 


これが、


「チャートを見るのが楽しくて楽しくてたまらない」


といった人ならいいんですよ。


 


しかし、私はもっとゆったりと落ち着いてトレードがしたいんです。


 


事前にできる事を全て終え、後はエントリーだけ。


という状態にしておいて、効いていると思われる水平線をブレイクするのを待つ。


寝る時間になったら、IFO注文を出しておいて、あとは相場に任せて寝る。


 


デイトレの時間軸なら、このように落ち着いたトレードが可能です。


私の考える、資金効率と余裕のバランスの取れた時間軸がデイトレってワケです。


 


まとめると、


【売買コストがかさむし、忙しくて疲れる】


といったのが、私がスキャルピングをお勧めしない理由となります。


 


それでも、メリットがデメリットを上回ると感じる人は、スキャルピングをやってみてもいいんじゃないかと思います。


 



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