トータル利益を残すには、益を増やすよりも、損を減らす方が楽
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
トレードをしようって人は、利益を出してお金を儲けたいからしてるんですよね。
中にはトレードのスリルを味わいたいからやっている人もいるかもしれませんが…
今回のメルマガは、利益を残す為にはどういった考え方・行動がいいのかってお話です。
多くの初心者トレーダーが、トレードに対して思っている事は、次のような事ではないでしょうか。
・手数が多い方が儲かる
・手法は複雑な方が正確な分析ができる
・勝ちトレードが多くなれば、利益が増える
特に裁量トレードをやる人には、当たらずとも遠からじって感じだと思います。
確かに、利益を出すには、ある程度の手数は必要です。
トレードをしない事にはトレード利益は得られないからです。
だからこそ、デイトレの資金効率がいいワケです。
ですが、デイトレーダーだから毎日トレードしているワケではありません。
ましてや1日に何度もトレードするワケでもありません。
ちなみにですが、私の月のトレード回数は10回に満たない月が多くなってきました。
なぜならば、トレードチャンスというものは、そこまで多くはないからです。
もちろん、もっと時間軸を落とすなりして、チャートの細かい動きに着目すれば、
トレードチャンスは増えるのかもしれません。
ですが、それはそれで、別のデメリットが発生してしまいます。
売買コストや忙しさゆえの誤発注などです。
トレード回数が増えれば、利益も増えるといった考え方は、
「なんとかトレードできないか」
という焦りのような感情に繋がります。
その焦りが、根拠の薄いエントリーに繋がります。
根拠があまりないワケですから、思った方向に伸びる事もなく、運任せのトレードとなります。
結果、負けトレードの割合が増えて、トータル利益を削ってしまいます。
エントリー前のチャート分析にしたって同様の事が言えます。
【複雑な分析=正確な分析】
というワケではありません。
確かに、勝ちトレーダーの中には、エントリーに至るまで多くのフィルターを設置し、
全ての条件を満たすまでトレードしない人もいます。
しかし、その行動には明確な目的があります。
その目的を果たす為に、結果的に多くのフィルターをクリアするという考え方ならまだいいんです。
ただ、勝てない人は、目的もなく多くの事を取り入れてしまいます。
「何の為に、それをするのか?」
といった事がわからない行動に意味があるんでしょうか?
そういう事は、リアルではなく検証で行うべき事です。
トレード回数の話にも関係するんですが、トータル利益を増やす為に、
「勝ちトレードを増やせばトータル利益が増える」
と考えるのも初心者トレーダーの特徴です。
トレードチャンスというものは、そこまで多くなく、
どんなにいいトレードでも、必ず勝てるワケではありません。
どんなにトレードスキルが洗練されても、
・どんなところでもトレードできる
・トレードしたら確実に勝てる
という状態にはならないんです。
従って、勝ちトレードを増やすという事は、極めて難しい方法と言えるんです。
それよりも、
「いかにして負けトレードを減らすか?」
といった考え方の方がよっぽど簡単です。
なぜならば、「しなくてもいい事をしない」だけでいいからです。
「やるべき事をしっかりとやる」
その結果、勝ちトレードをある程度確保できます。
「しなくてもいい事をしない」
その結果、無駄なトレードをしなくなり、負けトレードも減っていきます。
これがトータル利益を増やす考え方です。
せっかく得た利益を、余計な負けトレードで失ってしまうのは勿体ないと思いませんか?
数少ないトレードチャンスで確実にトレードを行い、それ以外は手を出さない。
「何をしないか」を明確にする事で、トレードは洗練されていきます。
精神的な負担だって減るし、時間の余裕もできていいことずくめですよ。
結果的に利益を残したいのなら、この考え方を身に付けてくださいね。