エントリーチャンスは1回限りではない
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガは、エントリーチャンスは1回限りではないというお話です。
今勝てないトレーダーの中には、チャンスだと思われる局面の中で、
「エントリーポイントは1つだけ」
と考えている人がいるようです。
もちろん狙った所ドンピシャでエントリーできればいいですよね。
でも、それで負ける事だって普通にあります。
別に、「ベストじゃないけど、優位性はあるだろう」
といった所でエントリーしても全然かまいません。
もちろん、それで勝てる事だって普通にあります。
エントリーを厳選する事は、確かに大切です。
ですが、何事にも【限度】というものがあります。
物事をうまく運ぶには、加減を覚えるという事も大切です。
例えば、上昇から下降へのトレンド転換の局面を考えてみましょうか。
トレンド転換は、いきなり起こるものではありません。
何度かの過程を経て、進行していくものです。
トレンド転換の過程を1工程ずつ挙げていきます。
1.上昇トレンドの終わり:高値更新の失敗もしくは安値切り下げ
2.迷う局面:上昇トレンドとも下降トレンドとも言えない状態
3.下降トレンドの始まり:高値切り下げ、安値更新の確定
4.下降トレンドの継続:戻りでのさらなる高値切り下げの確認
5.下降トレンドの継続:トレンド確定後の安値切り下げの確認
6.下降トレンドの継続2回目の高値切り下げの確認
こんな所にしときましょう。

画像にするとこんな感じ。
私が考える、最も売りエントリーに適した所は(4)です。
下降トレンドが始まったと多くのトレーダーが認識し、次の戻りを待って、そこからトレンド方向へ変わった瞬間に売る。
これがベストだと思います。
上昇トレンドが終わったと思える所(1)で、売りエントリーするのは早すぎます。
同じく、直近高安値の間で迷っている局面(2)も、売りの優位性があるとは考えられません。
しかし、「このラインを抜けたら下降トレンドが確定する」と多くの人が認識できるラインがあればどうでしょう。
具体的に言うならば、直近安値ラインです。
このライン付近で、手前で迷うような動きがあれば、さらにラインの上下に注文が集まってくるでしょう。
そうなれば、私なら、ライン下抜けが確定したと思われる所、つまり(3)で売ります。
さらに、(4)の後、安値を更新しようかというラインが、効くと判断した場合(5)も売ります。
(6)でも、サポレジ転換が明確な場合や、下方向へ転換する時に小規模なラインが引けるのなら売ります。
その後は、売りポジションの利確、つまり買いが多くなってくると考えられるので、深追いと考えます。
よっぽどわかりやすい売りサインが確認できない限り、これ以上売る事はないでしょう。
この図を見た人の中には、3での売りは早いと感じる人もいるかと思います。
むしろ、よく勉強している人ほど、3ではまだ早いという認識を持つんではないでしょうか。
以前の私も、トレンド転換局面でエントリーするなら、トレンド確定後と考えていました。
ですが、私は、トレンドが確定する瞬間局面にも優位性があるんじゃないかと考え、
何度も何度も何度も何度も、過去チャート上で確かめました。
その結果、直近高安値の間で迷った動きが見られたら、それを抜ける(3)にも優位性はあると結論付けました。
自分自身の手と目で確かめたワケですから、これは揺るぎない確信となります。
このように、トレンド転換局面でも、考えられるエントリーポイントは1回限りではありません。
3を逃せば4で、4を逃せば5で、5を逃せば6で、エントリーを行えばいいんです。
エントリーの自信がないのなら、過去チャート上で自信が得られるまで検証を繰り返せばいいだけです。
検証ソフトを使えば、データも取れますし、スクショを自動で撮る機能だってあります。
トレードという一連の作業において、自分で確かめて確信した事ほど確かな事はありません。
トレードチャンスを増やすために、手法を増やすという考え方は要りません。
水平線だけでも、これだけエントリーのポイントは見つかります。
ぜひ、自分自身の手と目で確かめて、自信を持ってエントリーできるスキルを身に付けてください。
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※私が使用している練習ソフト
https://www.infotop.jp/click.php?aid=408668&iid=57070&pfg=1
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