興味を持つためには、まずやってみる
○○様。
こんにちは！
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガは、興味を持つためには、まずやってみる、といったテーマでお話していきます。
あなたには、何かハマっている趣味などはありますか？
登山、ゴルフ、カラオケ、なんでもいいです。
それを始めた時の事を思い出してみてください。
始める前から、やってみたくてたまらなかった、という人も中にはいるでしょう。
しかし、多くの人は、
「最初はそこまで乗り気じゃなかったけど、やってみたら楽しかった」
って感じではないでしょうか。
これは、体験する事により、その事に興味が湧いてきたからですよね。
人は、興味がある事に対しては積極的に行動できます。
すると、さらに自分の成長が嬉しくなって、どんどんのめりこんでいくんです。
例えば、少しハードな登山を思い浮かべてみてください。
森林限界を抜けるまで、ひたすら急斜面を登り、雲の上に出て、最後には岩場を這うようにして登ります。
そして、やっとの事で山頂に立てます。
これ、登山に興味ない人からすれば、とんでもなくしんどい事のように思えますよね。
ですが、登っている本人は、
「自分は今、非常に努力している」
などとは、感じていません。
むしろ、「楽しい！快感！来て良かった！」と感じているでしょう。
これが努力を努力と感じていない状態です。
この状態を、トレードの練習に感じられるなら、苦も無く練習を続けられますよね。
そして、楽しんでいるうちにどんどん実力が上がり、気が付いた時には資金が増やせるトレーダーになっているハズです。
ですが、多くの人にとって、チャートに向き合うトレード練習はツラいものだと思います。
なぜならば、チャートに向き合った結果、【勝てない】というツラい現実を何度も味わっているからです。
その繰り返しの結果、
チャートの値動きに対しては、「さっぱりわからない…」
トレードに対しては、「めちゃくちゃ難しい…」
といった、必要以上の苦手意識を持つようになってしまいます。
この苦手意識の事を、【学習性無力感】といいます。
では、どうすれば、学習性無力感なら抜け出し、トレード練習に興味を持てるようになるんでしょうか？
まずは行動のハードルを下げる事を意識してください。
リアルトレードで勝てないのなら、リアルトレードは一旦やめてください。
勝てない事をいくら続けても、お金が減っていくだけです。
リアルトレードが辞められたら、続けていたら失っていたハズのお金で、練習ソフトに自己投資してください。
練習ソフトなら、いくら連敗しようが、大損しようがリアルマネーは減りません。
それでも勝てなくてツラいというのなら、練習でもエントリーを辞めてください。
ただ、練習ソフトで過去チャートを再生し、チャートが形作られていく様子をひたすら観察してください。
チャートは上位足と下位足の2面でOKです。
これが私が推奨するハードルの低い練習方法、【マルチタイムチャート早送り観察】です。
その時、余裕があれば、大衆心理や注文がどこに集中するのかを意識してみてください。
すると、わかりやすい形が出来上がっていく局面を必ず見つけられるハズです。
実際に練習ソフトで再現したチャートを見てみましょうか。
左が日足、右が1時間足です。
見やすいよう縮尺を調節してあります。
どうでしょう？
わかりやすく思えませんか？
このようにわかりやすい形を見つけたら、チャート再生を一旦ストップして、より詳しく観察していきましょう。
順番はお好みでいいんですが、今回は日足からいきましょうか。
1．日足の上昇波のトレンドラインを割り込む
2．最高値を付けたロウソク足の最安値を実体で下抜ける
これで、日足は上昇から下降への波の転換が起こったと判断します。
次に1時間足を見ていきます。
3．高値切り下げの谷間で何度も止まっている安値ラインを割り込む
この時点で、1時間足で下降トレンドが発生したとの認識が広がります。
4．再び、何度も止められ、上昇するかに思えたが、サポレジ転換を確認した後、ラインを下抜ける。
私ならここで売ります。
このように、全体が見えているチャートであれば、
【どの時点でどういった風に考えてトレードを進めていくのか】
といった事がよくわかりますよね。
このように、答えが出てから、答えに至る根拠を考える思考方法を【ケーススタディ】といいます。
答えに至る根拠が挙げられたら、エントリー付近までチャートを巻き戻してみます。
私が売りを決めるなら、この時点です。
日足をよく見て下さい。
安値切り上げ、高値更新の上昇トレンドとなっています。
日足を見ている人は、
「ここらで押し目買いができないか」
と考えている人が多そうです。
そこで、この局面で、買いポジションを持っている人、買おうと思っている人の心理を想像してみます。
次は1時間足に注目してください。
黄色のラインで挟まれたエリアで、迷ったような動きがありますよね。
そこを上抜けたと思いきや、サポレジ転換で再び下がってきました。
高値を付けたロウソク足の安値も割り込み、下方向への波が始まっているという認識が広がっているでしょう。
ではこの局面で、買いポジションを持っている人、買おうと思っている人は、
【どうなったら諦めるのか？】
と考えてみてください。
2本引いた黄色ラインの下側で、1時間足が何度か止められているのがわかりますよね。
じゃ、ここを明確に下抜けたら、買い勢は諦めるんではないでしょうか？
つまり、このラインの下には、買いの損切り注文（売り注文）が貯まっていると考えられます。
私なら、ここまで分析したら、黄色ラインの下に予約売り、赤ラインに損切り、
適当な所に利確を設定してIFO注文を出すでしょう。
こういった感じで、どうなったらどうするのかを考える事を【シナリオを建てる】といいます。
もし、この時点から上昇していっても、新規売りは約定せず、損失は出ません。
このように、
【マルチタイムチャート早送り観察】と【ケーススタディ】を繰り返す事で、
チャートからの情報が、それほどの苦も無く脳にインプットされていきます。
どうでしょうか？
「これなら自分にもできそうだ」
と思った人も多いんじゃないでしょうか？
そう思えたなら、ぜひやってみてください。
チャートの値動きの裏に隠された大衆心理が想像できるようになれば、値動きに興味が湧いてきます。
興味が湧いてきたら、何かしらの成長を感じられるまで、行動を続けられると思います。
行動の結果、自分が成長していると感じられたなら、自己成長の喜びで行動が加速します。
すると、いつしか、チャートへの苦手意識が消えている事に気が付くでしょう。
苦手意識をもったままの無理は禁物ですよ。
「練習練習とにかく練習、暇さえあれば朝から晩までとにかく練習しろ」
なんて声は無視でOKです。
それは、何の技能もない人に崖登りをさせる行為と同じと思ってください。
決して無理をせず、値動きを味方につけるつもりでチャートに接してください。
できる事からコツコツと！を忘れないでくださいね。
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※今回使った練習ソフト
https://www.infotop.jp/click.php?aid=408668&iid=57070&pfg=1
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