ブレイクアウトに騙しが多いと言われる理由
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガでは、ブレイクアウトに騙しが多いと言われる理由について解説します。
私のトレード手法は、水平線に対してのブレイクアウトのみです。
上位足で認識できる水平線、下位足で認識できる水平線、転換中に認識できる水平線。
大局の水平線から、具体的に絞り込み、その水平線を明確にブレイクアウトしたと認識できた所でエントリーします。
ところが、「ブレイクアウトには騙しが多い」と言われる事も多く、
訳もわからず警戒している人もいるのではないでしょうか。
なぜブレイクアウトで騙しに合う人が多いんでしょうか?
理由の1つは、水平線をただの線だと考えているからだと感じます。
効く水平線とは何か?
それは、注文が集まりやすいと考えられる【エリア】です。
そのエリアの【幅】を考える事無く、1本の線と考えてしまう事で、騙しに合う確率が高くなります。
次の概念図を見て下さい。

水平線の上下には、このように注文が分布していると考える事ができます。
水平線に近いほど、買いと売りが混在し、どっちに転ぶかわからないバトルエリアが存在していると考えられます。
バトルエリアを上に抜けたとの認識が大衆心理として広がると、
【売りポジションの決済(つまり買い)】
【新規買い】
が集まるエリアに達して、注文が連鎖的に約定し、上昇が始まります。
それを見た他のトレーダーが、上昇に乗るためにさらに買いを入れ、本格的な上昇となっていきます。
従って、ここでブレイクアウトでの、新規買いエントリーを考えるとするとこうなります。

バトルエリアの上抜けが確定し、買い注文が多いエリアで買いを入れる事により、その後の上昇に乗りやすくなります。
水平線の上抜けも買いの根拠として考えられるため、損切りを近くに置きたい場合は、水平線の下に損切りを置きます。
その場合も、バトルエリアの下抜けが確定したと考えられる所に置く事で、根拠のある損切り位置となります。
水平線のブレイクアウトでは、必ず水平線の幅を考慮に入れた上で、
・水平線の上で買う
・水平線の下で売る
という事を徹底してください。
ブレイクアウトで騙しに合うと言われる理由、2つ目は、
データを取っておらず、悪い記憶だけ残るパターンです。
確かに、エントリー直後に反転し、刈られてから伸びるという事も、トレードではよくある事です。
刈られたエントリーを全部、売りで揃えてみました。

こんなのや、

こんなのや、

こんなの。
どうですかこれ…悔しすぎると思いませんか?
ですが、トレードしてたら、こんなのは何度だって経験します。
負けも含めてトレードなんです。
負けを受け入れながらも、繰り返し行う事で最終的に利益を残すのが、トレードで儲けるという事です。
ここの画像は、練習ソフトで記録したものですが、この時の1ヵ月の成績を見てみましょうか。
チャートの下に書いてあるのは、【December】です。
つまり12月の成績を、トータルデータで記録したものがコレです。

こうなりました。
めっちゃ悔しい負けを繰り返したように感じていても、最終的には利益が残っているんです。
データさえ残していれば、ブレイクアウトで資金を増やしていけると気付くのに、
データがない為に、あまりに悔しい負けだけが脳裏にこびりつき、
「ブレイクアウトはダメだ」
と結論付けてしまうんです。
めちゃくちゃ勿体ないと思いませんか…
練習ソフトを買って、ハードルの低い練習で経験を積んだら、最終的にはシミュレーションを繰り返す事になります。
その際には、必ずデータを残して、負けた局面を振り返るといった事を習慣化してください。
それが、ちゃんとルールを守った結果なのか、ルールを守れていなかったのかを確認してくださいね。
ルールさえ守れているのなら、その負けは仕方がないものとして受け入れる事ができます。
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※今回使っている練習ソフト
https://www.infotop.jp/click.php?aid=408668&iid=57070&pfg=1
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