FX情報ブログ、【逆転FX‼】管理人ヒロセがお届けするメールマガジンです。 主に裁量トレードに関する有益情報を、気軽に読んで頂けるよう執筆しています。 不定期の更新とはなりますが、ブログ形式のバックナンバーを公開していますので、欲しい情報を欲しい時に読んでいただけます。

逆エフ通信

エントリーの優位性とは何か

2025年07月02日


 


○○様。


 


こんにちは!


逆エフ通信管理人のヒロセです。


 


本日もご愛読ありがとうございます。


どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。


 


今回のメルマガは、エントリーの優位性とは何かといったお話です。


 


私のトレードスタイルは、


【事前に勝ちやすい環境を整えておき、最後に優位性のあるエントリーをする】


というものです。


 


じゃ、エントリーの優位性ってどういう事ですか?って事になりますよね。


これがわかってないと、お話にもなりません。


 


そもそもの話、優位性って言葉自体がわかりにくいですよね。


トレードに関していえば、わかりやすく説明したら長くなってしまう概念が多いので、


短くする為にどうしても難解な言葉になってしまうワケです。


 


【優位性】の【根拠】が【否定】される【局面】みたいなねw


もう何が言いたいのかワケわかりませんよね。


 


ちょっと脱線しちゃいましたが、「優位性って何?」って話に戻ります。


 


【優位性】と、Google検索してみたら、こう出ました。


「優位性(ゆういせい)とは、他のものと比べて優れている点や、そのさまを指します。」


こういう事らしいです。


 


つまり、これをトレードに当てはめると、


【買いと売りを比べた時に、ある一定範囲内では、上と下のどっち方向に行きやすいのか?】


って話です。


 


さらっと言っちゃいましたが、この「ある一定範囲内では」という箇所が非常に大切です。


なぜならば、決着がつく所を明確に決めておかないと、優位性ってのは決められないからです。


 


1対1の勝負事ってのは、例えばボクシングにしろ、相撲にしろ、将棋にしろ、


【こうなれば勝ち】【こうなれば負け】


といったルールが明確に決まっています。


 


では、トレードにおいての決着とは何か?


決済ですよね。


 


くどいようですが、決済という言葉を使って、エントリーの優位性をもう一度説明します。


【買いと売りを比べた時に、どちらが先に決済に達しやすいのか?】


これがトレードにおける、エントリーの優位性の正体です。


 


なぜここまでくどい説明を繰り返したかと言うと、


【決済位置も決めずにエントリーする人】


が非常に多いからです。


 


その結果、何が起きるのか?


 


このメルマガを読んでいるあなたならもうわかりますよね。


「利益はさっさと確定してしまいたい」


「損失はできる限り認めたくない」


という心理から、コツコツと貯めた利益をドカンと一撃で吹き飛ばしてしまいます。


 


決着がどうやったら着くのかも知らないのに、どちらが有利か?なんて事がわかるワケがないんです。


非常に大切な事なので覚えておいてくださいね。


 


ここからは図解を使ってエントリーの優位性を解説していきます。


まずはこの図を見て下さい。



青丸がエントリー地点です。


先に上のラインに達すれば買いの勝ち。


先に下のラインに達すれば売りの勝ちです。


 


この時点では、エントリーの優位性の判断はできません。


エントリーに至るまでのチャートの値動きがわからないからです。


 


では次の図です。



これではどうでしょうか?


上のラインに先に達する可能性が高いと思いませんか?


イヤ下だろう!って人はいないんじゃないかと思います。


 


これが「買いエントリーの優位性が高い」といった状態です。


 


じゃ次です。



これではどうですか?


さっきよりもちょっと複雑になりました。


 


エントリー直前だけに着目すると、下から上に上がってますよね。


じゃ、エントリー地点を過ぎても、そのまま上に上がって行きそうですか?


 


エントリー前のチャートをもっと前から見ると、エントリーと同じような高さで何度も下に折れ曲がってます。


「これまで何度も曲がってきたんだから、今回も下に曲がるだろう」


と思う人の方が多いと思いませんか?


 


今回は、「売りの優位性の方が高い」と言えそうですよね。


 


では、最後の図です。



ん?さっきと似ていますが何かが違いますよね。


上がってきた線が下に折れ曲がる高さが違います。


 


明らかに、同じような所で下に折れ曲がってきたのに、


エントリー前には、【誰が見ても】そのラインを上に抜けてます。


 


「イヤ、俺には抜けてないように見えるんだけど?」って人います?


もしいるなら、スグに眼科に行く事をお勧めします。


 


何度も同じ所で止まっていたラインを、「抜けた」という事は、


「抜けるだけの理由がある」


と考えるのが自然じゃないでしょうか。


 


そう考える人は、エントリーポイントでどう行動を起こすのか?


私は、「買う」人が多いと思います。


 


逆に、ここに来て、


「何度も折れ曲がって下に下がったんだから今回も折れ曲がるだろう」


と思って【売っていた人】は、どう思うでしょうか?


私なら、「やべ!損切りしないと!」と思います。


売りの損切りだから、「買い」ですよね。


 


つまり、このエントリーポイントには、買いが集まりやすいと考える事ができます。


買いが多く約定すると、さらにレートは上がります。


上がったレートを見てさらに買いが集まります。


 


つまり、今回の図では、


「買いの優位性の方が高い」といった説明がつくワケです。


 


エントリーの優位性の判断方法はこんな感じです。


 


チャートに向かってエントリーポイントを探す時は、


「どうなれば決着がつくのか」といった事を決めた上で、


これこれこういった理由で、「どちらかと言えばこっち」という程度の期待でエントリーポイントを決めてください。


 


相場はコントロールできないし、私たちは神様じゃありません。


期待し過ぎると、思い通りにならなかった時の失望も大きくなってしまいますよ。


 



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