短期思考が結果的に目標を遠ざける
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガでは、短期思考が結果的に目標を遠ざけるといったお話をしていきます。
そもそもの話なんですが、FXを始めようって人は、
「楽をして儲けたい」
「短期間に大金を儲けたい」
といった願望を持っています。
私だってそうでした。
その結果、ありもしない【楽に勝てる方法】を探し続け、気が付けば20年という歳月が過ぎていました。
トレードとはスキルです。
Google先生によると、
「スキルとは、訓練や学習によって獲得した能力や技術、技能を指します。
生まれ持った才能ではなく、努力によって伸ばすことができる能力です。」
という事です。
こんな事は、いちいちメルマガで言われなくても、誰でもわかっているハズなんです。
なぜならば、誰だって何かしらのスキルと言えるものを持っているからです。
・自転車に乗るスキル
・自動車を運転するスキル
・プログラミングのスキル
・楽器を演奏するスキル
なんでもいいので、自分の持っているスキルを思い浮かべてください。
そして、それをどうやって身に付けたのか思い出してください。
思い出しましたか?
トレードスキルを身に付ける方法も、それと全く同じなんです。
ですが、FXとなると、何かしら他のいい方法があるんじゃないかと思ってしまうんです。
・何かしらのインジケーターの組み合わせ
・常勝トレーダーがひた隠しにする秘密の時間帯
・サインに従って売買するだけで資金が増えていく魔法のシグナルツール
そんなものはありません。
勝てない人の中には、このような、【存在しないもの】を探す事を、努力と勘違いしている人がいます。
以前の私もそうでした。
その結果が、20年の時間と2000万円超の損失です。
「トレードはスキルだから、勉強と練習が必要ですよ~」
なんて事言うと、
「楽をするためにFXやってんのになんでわざわざ努力しないといけないワケ?」
なんて返事が返ってきた事もありました。
ま、もっともな話ですよね。
だからこそ、今、自分のやっている事が、「無駄な努力なんじゃないか」と考えて欲しいと思います。
スグに稼げるようになる簡単な方法を探しているうちにも、どんどん時間は過ぎ去っていきます。
その時間を、トレードスキルを身に付ける為に当てると、結果的に早く稼げるようになります。
私のトレードを分解すると、
・資金管理
・取引コスト削減
・決済の自動化
で、【後は、コストを上回るエントリーの優位性だけ】という状態にしておきます。
そして、【優位性のあるエントリー】といった裁量判断に集中してリソースを投下します。
簡単に言えば、私のトレードは準備部分とエントリーの2つに分かれているって事です。
準備の部分は勉強だけで理解できますし、少し検証してもらえればより深く理解できます。
※検証は必ず練習ソフトでやってくださいね。
準備部分の概念を一旦理解してしまえば、あとはエントリーの優位性だけです。
エントリーの優位性がわかりにくいと思うなら、
【エントリーの優位性とは何か】というタイトルで詳しい解説を行っているので、バックナンバーを探してみてください。
つまるところ、準備さえ済ませておけば、トレードスキルの核心部分はエントリーだけで済むワケです。
エントリーした後で、増減する含み損益にハラハラしながら、
「どこで決済するのか」なんて事は考えなくてもいいんですよ。
そんな事してたら時間もかかるし、そもそも疲れますよね。
じゃ、エントリーの優位性はどうすれば見つけられるようになるのか?
答えは全てチャートの中にあります。
誰がなんと言おうと、チャートの値動きこそが絶対の正解です。
エントリーポイントを見つけるスキルは、これまで動いてきたチャートを見て、
【これからどう動くのか、のきっかけとなる所】
を探す作業を繰り返せば、身に付けることができます。
で、あれば、チャートに向き合う以外の方法はありません。
それが、いままさに動いているチャートであれば、申し分ありません。
動いているチャートを観察しながら、買い勢と売り勢が戦っている様子を想像し、
・今どちらかといえば、上か下か、わからないのか
・そう判断する根拠は何なのか
・買いと売りの決着がつくのはどこなのか
といった事を考えてみてください。
参考までに言うと、私は練習ソフトを使って、日足:1時間足の二面でチャートを早送りしながら観察を行っています。
送りスピートは、この時間軸なら2時間で1年分といった所です。
これを私は【マルチタイムチャート早送り観察】と言っています。
この観察を続けていると、そのうち、
「ここを抜ければ伸びるんじゃないかな?」
というラインを見つけられるようになってきます。
もちろん、抜けてもそれほど伸びない事も多いですが、グイっと伸びる局面も必ず現れます。

※上日足、下1時間足
こんな感じ。
こういった所が見つかれば、エントリー部分に巻き戻してチャートのこれまでの動きを頭に叩き込んでください。
そして、なぜここで伸びたのかを他人に解説するように、根拠を考えてください。
この作業を【ケーススタディ】と言います。
ちなみにこのチャートの場合、日足の波の転換局面と、1時間足のトレンド確定局面が重なった事により伸びたと考えます。
このように、大衆心理を考えながら、動いているチャートを観察するだけでも、チャートを見る目は養われていきます。
これが、私の考える【最も早く簡単にトレードスキルを身に付ける方法】です。
「スグに儲けたい」「簡単に儲けたい」という気持ちはよくわかります。
私はその気持ちから、無いものを探すといったムダな努力を続けてきてしまいました。
これを読んでいるあなたは、私のようにムダな努力をして時間とお金を浪費しないでくださいね。
無いものを探すより、チャートに向き合う決意をし、ストレスのない練習を習慣化してください。
そうすれば、いつか必ず、自分の成長を実感できるハズです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
※私が使っている練習ソフト
https://www.infotop.jp/click.php?aid=408668&iid=57070&pfg=1
ーーーーーーーーーーーーーーー