トレードに期待は禁物
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガは、トレードに期待は禁物だといったお話です。
トレードで大金を失い、消えていくトレーダーは多くいます。
トレードをギャンブルとして楽しみたいのならまだしも、
少なくともコレを読んでいるあなたは、トレードで資金を増やし続けていく事を望んでいるハズです。
大金を失うトレーダーの特徴の1つに、
【1回1回のトレードに過剰な期待をしている】
という点が挙げられます。
過剰な期待をしているから、うまくいかなかった時に、過剰に失望してしまうんです。
期待の大きさに比例して、失望も大きくなってしまい、生きる希望すら失ってしまう人もいます。
過剰な期待は、それが叶った場合も、結果として困った事態になる時があります。
過剰な期待が叶ってしまった場合、必要以上の快楽を脳が味わいます。
その快楽をまた味わいたいと願う脳の指令に従って、過剰な期待を伴うトレードを繰り返します。
そうすると、いつか必ず大きな損失を出す事になります。
そこで、一旦トレードを中断し、失敗から学べればいいんですが、
必要以上の快楽を覚えてしまった脳は、行動をやめる事ができません。
この状態に陥ってしまえば、理性ではやめたいと思っていてもやめられない、といった非常にツラい状態となります。
この状態にいる人は、快楽を味わいたいという脳の本能と、損するからやっちゃダメという理性の板挟みで苦しみ続けます。
さらに悪い事に、この苦しみは他人には理解する事ができません。
これがギャンブル依存症と言われる病気です。
アルコール依存症も同様ですが、依存症になってしまった人は、
周囲の人達から嫌われ、誰からも理解されず、孤独になった後でも、依存行動により苦しみが続きます。
自分がこのような状態になった事を想像してみてください。
まさにこの世の地獄ですよね・・・
トレードには、こういった一面もある事を覚えておいてください。
じゃ、どうすれば、過剰な期待をせずにトレードを繰り返す事ができるんでしょうか?
答えは、【現実をありのままに受け入れる】事です。
では、トレードに関しての現実を挙げていきましょうか。
・レートを動かすのは注文
・注文を出すのはトレーダー
・相場は思った通りには動かない
・相場には動きやすい方向が説明できる局面がたまにある
・それでも相場は思った通りには動かない
こんなところにしときましょう。
レートを動かすのは注文であり、注文を出すのはトレーダーという現実を受け入れる事で、
大衆心理を考える事の重要性がわかるでしょう。
それでも、大衆心理が完全に理解できるワケではありません。
なぜならば、大衆と言うのはあくまでも他人だからです。
他人の心理を、完全に理解するのは無理なのが現実です。
大衆心理が完全に理解できないからこそ、相場は思った通りには動きません。
そもそも、トレーダーがすべて一般大衆トレーダーというワケでもありません。
相場には、たまに、
【ここからここまでの範囲なら、こちらの可能性が高い】
という説明がつく局面が現れます。
これがトレードをする局面であり、この局面を明確に理解して行動できるトレーダーが勝てるトレーダーとなります。
ですが、それでも相場は思った通りには動きません。
これが現実です。
この現実をありのままに受け入れる事で、一定の損失が出るのは当たり前だと受け入れる事ができます。
だからこそ、資金管理を行い、損失を想定範囲内に収める損切りをする事に抵抗がありません。
勝ったとしても、
「どちらかといえばこっち」というのがたまたまうまくいった、
と謙虚な気持ちでいられます。
どうしようもない現実を受け入れ、トレードの結果に過剰な期待をしないからこそ、
1回1回のトレード結果に一喜一憂せず、穏やかな気持ちでトレードを続けていく事ができます。
このメルマガを購読し、行動を継続していけるあなたなら、
そのうちトレードで資金を増やしていけるトレーダーになるでしょう。
そんなあなたにとって、トレードはこの先長きに渡って続けていくものです。
【トレードに期待は禁物】
と覚えておく事で、日々、平常心でトレードを続けていけると思いますよ。