エントリーの明確な根拠を説明できるか
○○様。
こんにちは!
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガでは、エントリーの明確な根拠を説明できるか、といったお話をしていきます。
私のトレード方法は、事前に勝ちやすいベースの状態を作っておき、
エントリーの優位性だけを裁量判断するといった方法です。
エントリー前に、資金管理、取引コスト低減、決済の自動化を理解し、実行できるようにしておけば、
あとは、コストを上回るだけの優位性のあるエントリーを考えるだけです。
成り行きエントリー後、決済OCO注文を入れる、もしくは、
エントリーから上下の決済まで、全てを予約注文できるIFO注文を入れたら、あとは放置。
こうしておけば、空いた時間で、情報のアウトプットや、トレード練習など、自分を向上させるための行動ができます。
肝心なのは、どうすればエントリーの優位性という裁量判断力をつけられるのか、という点です。
裁量判断力をつけるためのもっとも重要な考え方は、【量をこなす】という事です。
エントリーの優位性とは何かって言うと、
これまでの値動きから、これからの値動きが、ある程度予測できる事をいいます。
つまり、値動きの理由を考えながら、動いているチャートをひたすら見る事で、
優位性のあるエントリーポイントというものが、わかるようになってきます。
そのためには、圧倒的量の動くチャートを、脳にインプットする必要があります。
だからこそ、練習ソフトを使ったチャート早送り観察が有効だと、事あるごとに言っているワケです。
マルチタイムチャート早送り観察が習慣化すると、ある時点から、脳内でシミュレーションが始まります。
「ここを抜けると伸びそうだな…ほら伸びた」
「ここには注文が貯まっているんじゃないかな…あ、違った」
なんて事が、頭の中で繰り返され、伸びるパターンが頭に定着し始めます。
それが、脳へのインプットがある程度進んできた証拠です。
ここまで来たら、エントリーの根拠を説明する、というアウトプットをしてみてください。
エントリーの根拠が明確に定まっていないと、説明はできません。
逆にいえば、説明ができない所ではエントリーもできないという事です。
この、エントリー根拠の説明を意識する事で、脳へのインプットがより強固に定着します。
できるならば、声に出して、誰かに実際に説明すると、より効果的です。
それを聞いてくれる誰かがいなければ、誰かに説明する事を想定して喋ってみてください。
例として、次のチャートでエントリーの根拠を説明してみましょうか。

「上の段の日足見てみて。明らかに下げ止まってるよね。
しかもそこから高値が揃って安値が切り上がってるロウソク足が、何本かわかるよね。
じゃ、売りポジを持ってて日足を見ている人は、揃ってる高値を抜けたらヤバいと思ってる人が多いハズだと思わない?
だとしたら、この高値を明確に超えたら決済(売りの決済だから買い)するんじゃないかな?
次に1時間足見てみて。明らかに高値が何度も同じ所で止まってるよね。
で、安値は切り上がってきてるよね。
という事は、この揃ってる高値を超えたら上昇トレンドが確定だよね。
この高値ラインは、日足でも1時間足でも確認できるから、コレを上抜ければ、売りを持ってる人は手放す人が多いんじゃない?
つまり、このラインの上には買いが貯まってて、抜けたら買いを巻き込んで上昇する可能性が高いと思うよ。」
こんな感じ。
声に出してアウトプットする事で、自分の耳で根拠を聞く事になり、さらに根拠の説明がうまくなっていきます。
マルチタイムチャート早送り観察で、値動きを脳にインプットし、エントリー根拠を説明という形でアウトプットする。
このサイクルを回す事で、あなたの裁量判断力はメキメキと上達するハズです。
ただ、1人でチャートに向かって話しかけている所を家族に発見されると戦慄が走りますから、そこんとこ注意が必要です。
エントリー根拠のアウトプットを行う時は、部屋のカギをかけておく事をお勧めします。
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※インプットとアウトプットができるソフト
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