なぜ負けるのかを知る事で勝ちに近付ける
○○様。
こんにちは！
逆エフ通信管理人のヒロセです。
本日もご愛読ありがとうございます。
どうぞ気楽に楽しんでいってくださいね。
今回のメルマガでは、なぜ負けるのかを知る事で勝ちに近付ける、といったお話をしていきます。
為替トレードは、ゼロサムゲームといった話を聞いた事がある人も多いと思います。
ゼロサムゲームとは、勝者と敗者の、利益・損失の合計がゼロになるという事です。
FXでは、常に多くの人が新しく参入し、多くのお金を失って挫折していきます。
では、その人たちが失ったお金はどこにいくんでしょうか？
もちろん勝者ですよね。
FXには勝者と敗者しかいません。
であるなら、敗者である事をやめれば、おのずと勝者になる事ができます。
敗者である事をやめるには、【なぜ負けるのか】といった理由を知る事が重要です。
ここからは、敗者が負けている理由を解説していきます。
あなた自身に当てはまるものがないか、よく考えてみてくださいね。
1．資金に対してのロットが多すぎる
いわゆる資金管理が出来ていない状態です。
ロットが多い事により、数度の連敗で大きく資金が減ってしまいます。
トレードはお金でお金を増やす行為ですから、元になるお金が減ってしまえば、当然増やせるお金も少なくなります。
一旦大きく資金が減ってしまうと、回復には何度もトレードする事になりますし、その間にも資金は減り続けるでしょう。
早く儲けたいばかりに、欲を出してロットを大きくすると、結果的に時間がかかるという事になります。
2．取引コストがかかり過ぎている
トレードはタダではできません。
取引をするたびに、証券会社にお金を支払う必要があります。
利益に対してのコスト割合と、トレード回数が多いほど、支払うお金は多くなります。
コストを上回る利益を出さない事には、純利益は増えてはいきません。
3．決済を成り行きで行っている
多くのトレーダーが、損切りができない事を知っている人も多いでしょう。
損切りをせずに待っていると助かる事も多いですが、いつか必ず想定以上の含み損を抱えます。
こうなると、切るに切れず、祈るだけでストレスの多い時間を過ごす事になります。
そして、最終的にはロスカットされ、多くの資金を失います。
逆に利確は、少しでも利益を確保したいという心理が働き、チキン利確を繰り返すといった事になります。
結果、コツコツ利益を積み上げていくけれども、いつかドカンと資金の多くを吹き飛ばすといった現象が起こります。
4．優位性のあるエントリーができない
多くの勝ちトレーダーが言っている事に、
【わかる所だけでトレードする】
という言葉があります。
ですが、負けているトレーダーは、【わかる所】が明確になっていません。
結果として、エントリーに基準や軸といったものがなく、無駄なトレードが多くなります。
トレード回数が多い事で、コストを余分に支払う事になり、負けも多くなります。
以上が、負けトレーダーが負ける理由です。
負ける人ほど、エントリーを重視し、それ以前の事をおろそかにする傾向があります。
トレードという一連の作業を分解して考えた時、1から3までの工程を理解し、実行する事で、
【トレードで勝つには、コストを上回るエントリーの優位性だけ】
といったベースの状態を作り出す事ができます。
つまり、資金管理、取引コスト低減、決済の自動化が先に考えるべき事であり、エントリーは最後という事です。
資金管理で、1回のトレードでの損失を2％以下に抑える事で、連敗しても大きく資金が減る事はなくなります。
負けた時の損失額を把握する事で、その損失は想定内となり、負けたストレスも低減します。
取引コストは、時間軸を適度に上げる事で、利益に対する割合を減らす事ができます。
さらに取引回数を減らす事で、何度も手数料を払わずに済みます。
チャートの時間軸は日足：1時間足程度までなら、デイトレのメリットを損なわずコストを減らす事が可能です。
決済は、エントリー時には、損切り・利確位置とも決めておき、エントリーと同時に決済OCO注文を発注しておけば、自動的に執行されます。
IFO注文であれば、エントリーと上下決済を全て自動で行う事ができます。
決済位置をあらかじめ明確にしておく事で、エントリー位置関係なく、大数の法則により勝敗は5分5分となります。
繰り返しトレードした時の売買の勝敗が5分5分となるのは、この概念図を見れば理解できると思います。
ここまでがエントリー前の準備であり、あとは、優位性のあるエントリーをするだけです。
優位性のあるエントリーを行うためには、トレーダー自身の裁量判断力が必要です。
逆にいえば、裁量判断はエントリーだけに集中する事で、少ない負担でトレードを続けていく事ができます。
エントリーの裁量判断力を得る為には、動いているチャートを観察する行動から始めるのが効率的です。
同時に表示するチャートは多ければいいというワケではなく、私は2面で行っています。
それでも充分勝てるようになるので、安心してください。
チャート観察は、リアルだと時間に対して得られる情報が少なすぎる欠点があります。
そこで、練習ソフトを使用し、過去チャートを早送りして行います。
日足：1時間足の組み合わせであれば、2時間もあれば、1年分のチャート早送り観察ができてしまいます。
このチャート早送り観察を続けていると、頭の中で、仮定と答え合わせが繰り返し行われ、
結果、【わかる所】が明確になっていきます。
そうなってくれば、練習ソフトでシミュレーションを行い、実力を数値化します。
シミュレーションでコンスタントに勝てるようになれば、リアルでも勝てるようになってくるハズです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
※過去チャートを早送りできるソフト
https://www.infotop.jp/click.php?aid=408668&iid=57070&pfg=1
ーーーーーーーーーーーーーーーーー