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シンシキライフプロファイリング協会

11月23日「勤労感謝の日」は新嘗祭 神聖な日の過ごし方

2020年11月22日



LP認定講師の宮西ナオ子です。
 
 11月23日は「勤労感謝の日」。

国民の祝日に関する法律
(祝日法、昭和23年法律第178号)第2条によれば、
「勤労をたつとび、生産を祝い、
国民たがいに感謝しあう」日ということです。

今年は3連休となりますが、
一方ではCOVID-19の第3波による影響で
GO TO トラベルも一時停止。

休日を行楽地で楽しみたい気持ちは
往々にしてあるかもしれませんが、
この日のもともと持っていた意味をかみしめ、
新たな始まりの日を感謝して、
日々の生活を祝ってみたらいかがでしょう。

 旧暦11月の二回目の「卯の日」には古くから、
天皇が新穀などの収穫物を
神々に供えて感謝し、
自らも食する「新嘗祭」という祭事が行われてました。

「新」は新穀を、「嘗」は奉ること意味し、
国家安泰、国民の繁栄をお祈りしてきました。

1873年(明治6年)からは新暦で行うことになり、
この年の11月の二回目の「卯の日」が
23日であったために11月23日が定められたといいます。

 さて「卯の日」ですが、
陰陽五行思想に従うと「再生・更新」を意味する日。

皇祖神、太陽神の天照大神の霊威を象徴する
太陽の力が最も弱まり、死と再生を意味し、
最も昼の時間が短く、夜の時間が長い、
冬至に近い日とされています。

新嘗祭が行われる時刻は、亥刻(午後10時)。

こちらももっとも太陽の衰えた時刻とされ、
その陰極まった果てに、
天皇は忌み籠って夕御饌を食されます。

その後、子刻(真夜中0時)には一旦退出し、
暁の寅刻(午前4時)に再び神嘉殿に入り
朝御饌を食し、復活した太陽とともに、
天皇としての霊性を更新するといわれます。

 こうして若々しい日の御子、
日継の御子として顕現することができるわけです。

まさに死と再生の境界線を越え、
最もエネルギーが強くなる瞬間でもあります。

 一説には、さんさんと輝く太陽の光を受けて
成長した稲穂には天照大神の霊威がこもっており、
ニニギノミコトの子孫である天皇(皇孫の尊)が
米を食すことにより、天照大神の霊威を身に移し、
それを年々更新することが
新嘗祭の意義とされる説もあります。

 そのため新嘗祭までは、
新米をいっさい口にしないという風習が
古代からあったようですが、
このような考え方も
第二次世界大戦後に衰退してしまったようです。

 そういえば、かつて皇居の勤労奉仕を
数回させていただいたことがあります。

一般の方が入れない、
天皇自らがお米を作られる水田周辺の清掃を
させていただいたときに、
その一帯は東京とは思えないほど
豊かな時間と空間が流れ、神聖で明るいエネルギーに
満ち溢れていたことを思い出します。

 今年は原点に立ち戻り、
勤労感謝の日に新しい光としての新米を取り入れ、
自分を取り巻く自然環境、人々、
そして健康を保ち続け、
貢献できるような仕事をし続けられる
昨今の環境にも感謝をしたいものです。
 
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   プロフィール
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宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.(博士/総合社会文化)、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.(博士/総合社会文化)取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。



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