ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

LP認定講師の宮西ナオ子です。
 
　ふと気が付くと、もう1月も終わり。

先日まで新年の挨拶をしていたのに、
なんと時間の経過は早いことか……。

確かに私たちを取り巻く大気は
明らかに変わりつつあり、相変わらず寒い日が
続くとはいえ、その寒さの中に、
これから温かくなっていくという明るい希望が感じられ、
紛れもない春の気配に心が躍る日も多くなってきました。

　こうして2月、3月と時間は過ぎていき、
今年もあっという間に1年が
過ぎていくことになるのでしょう。

そして年頭よりも11月、12月と
年の瀬に近づけば近づくほど、
より時間の経過が早く感じられるわけです。

　考えてみれば旅行などに行った時も、
最初の数日は比較的ゆっくり過ぎていくようなのに、
旅の終了に近づくにつれて、
徐々に時間の経過が早く過ぎていくように
感じることはありませんか？　

あの時間の経過の変化は不思議なものです。

これは人生についてもいえるかもしれません。

子供の時は1日がもっともっと長かったように思います。

1日24時間はたっぷりとした時間があり、
あれもこれもと時間を使うことができました。

しかし昨今、年を重ねるにつれて
時間の経過が短くなっているように思います。

時間の流れに加速度がついたとしか思えないほどです。

　最初はゆっくり流れる時間だけど、
あるときを境に一気に早く過ぎていくような感覚。

これは能聖世阿弥さんの書かれた『風姿花伝』でも
「序破急」という概念について伝えており、
音楽や舞、そして芸道の哲学にまで広げて説明されています。

　序破急とは三部構成のことですが、
全体を「序」「破」「急」の3つに分けて展開すること。

「序」は「始まり」ですからゆっくりと、
「破」はその字のように「序」の静けさを破り急展開すること。

そして「急」ではクライマックスへと
一気に盛り上がって加速し終わりに向かうわけです。

　もともとは、雅楽のひとつである舞楽から
生まれた様式だそうで、中近世以降、
伝統的に用いられてきた構成でもあるようです。

そのため能楽はもとより連歌、蹴鞠、香道、剣術、
抜刀術、居合道、茶道などの芸道論でも
学ばれているわけで、この序破急の展開が
美しいテンポを持っているために、
魅力的な流れを構築するのかもしれません。

　このような序破急の流れは心地よいものですが、
風の時代に入ったからには、今後、
私たちは量子力学的な時間と空間の流れをも経験し、
今までの常識がどんどん覆されていくかもしれません。

SFの世界のことだと思っていたテレポーテーションや
パラレルワールドへの移行なども可能性が見えてきたり……。

これからAmazing!なことに
たくさん遭遇しそうな予感があり、
そんなことを考えているだけでわくわくしてきます。
　
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　　　プロフィール
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宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.（博士/総合社会文化）、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.（博士/総合社会文化）取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。



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