ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

LP認定講師の宮西ナオ子です。

先日、SHIEN学を確立・提唱していらっしゃる
舘岡康雄先生とお話しをする機会がありました。

先生は2001年からSHIEN学を確立し、国内外で活動を開始。

モスクワ大学、北京大学、スタンフォード大学などでも
活躍され、著書もたくさん出版されています。

その中で
『世界を変えるSHIEN学；力を引き出し合う働きかた』
（フィルムアート社）を拝読させていただき、
新しい時代のパラダイムシフトについて勉強させていただきました。

　ところでSHIEN学のSHIENとは、
日本語の「支援」と同じ発音で同じような意味合いですが、
ここでは自分よりも他人を大事にしたり、
助けたりする考え方（=利他性）を基軸にし、
行動を起こすことをいうそうです。

　例えば組織と組織が重なりを作り、
してもらったり、してあげたりして成果を出すこと。

また個人的にいえば、個人間に存在する心の壁を取り除き、
寄り添いあうようになり、互いの得意分野（天分）を
出し合って仕事を進めていけるように意識が
成長していくことなどが期待できるそうです。

　こうしてSHIEN学を基盤にした新しい働き方や生き方を
実際に活用し、お互いに助け合いながら、
仕事を進めるようにしていくと、結果、会社の業績も上がり、
働く人も満足感と幸福感を抱いて働けるようになり、
ボトムアップの取り組みが自然に起こってくるようになります。

このような考え方や接し方が、一人一人の
日常生活からはじまり、経済・政治・国際関係まで
拡大していくことにより、世界も変化していくでしょう。
　
　ところで今、「新しい時代」に入っていることは
誰もが感じていると思いますが、
私たちは３つの大きなパラダイムの変化を
通過している途中でもあるようです。

「リザルトパラダイム」は、
結果を重視した価値観、枠組み、考え方です。

これは管理型社会の「やらせる/やらされる」方式の
在り方で、まさに20世紀型パラダイムでした。

次に21世紀になってからは、相互に支援し合う働き方で、
「してもらう/してあげる」という
双方向の考え方の「プロセスパラダイム」となり、
今、多くの人は、このパラダイムにいるのではないでしょうか。

さらにこれからの新しい時代には、
何かを考えたり、願いを持ったりすると、
その答えがむこうからやってきてくれる……。

まさに引き寄せの法則が実現される時代がやってくるといいます。

その時はすべてが調和し、
「相手が私の答え/私が相手の答え」という状態に至るわけで、
すでにSEINE学すら不要となってくるかもしれません。

　昨今では、COVID-19や国際間の諸問題で
乱気流の中にいるような状態ですが、いよいよ
世界全体が新しい「学びの時代」に入ったとも考えられます。

お互いがお互いの力を必要としつつ、
お互いを生かしあう働き方の実践を目指していけるならば、
よい時代の訪れを予感できるのではないでしょうか。
 
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　　　プロフィール
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宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.（博士/総合社会文化）、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.（博士/総合社会文化）取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。



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