ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

お香の世界をさらに知りたい！
林煌純（はやしきすみ）先生に聴く
紫式部の愛した香り
 
　今年の梅雨入りは例年よりも早いといわれていますね。

この時期は湿度も多くなり、
じめじめした環境に不快感を感じることも多いようです。

そしてそのような時に役に立つもののひとつが
「香りの力」ではないでしょうか。

昨今の研究では香りは
脳機能の変化を引き起こすといわれ、
五感の中で脳にダイレクトに伝わり情動に働きかけるとも……。

　日本ではすでに平安時代に
貴族たちが優雅な生活文化としてたしなんだ香道があります。

室町時代の後半になると
東山文化の八代将軍足利義政が香を愛で、
以後、一定の作法のもとに香木をたき、
立ち上る香気によって古典的な詩歌や故事、情景を
鑑賞する文学性、精神性の高い芸道となってきました。

香木の香りを聞き、鑑賞する聞香（もんこう）と、
和歌や物語文学の世界を主題にした香りを
聞き分ける遊び、組香（くみこう）の二つが
主な要素として取り入れられているようです。

　現在ではアロマテラピーを勉強している方は
多いと思いますが、
古くから日本に伝わる香道に対しては、
興味はあっても、むしろ敷居が高く感じられるかもしれません。

というのも香道は禅の精神を大切にし、
礼儀作法や立居振舞などについても約束事が多く、
極めていくにつれ古典文学や書道の素養も
より深く求められてくるからです。

　さて香道家といえば、東急東横線沿線上にある
お洒落な街、代官山駅近く、エジプト大使館に隣接する
ギャラリーサロン「サロン・ドゥ・コロナ」の
主宰者でもある林煌純（はやしきすみ）先生は
２０１９年暮れに発売された
『日本の香りと室礼』（宮沢敏子著　八坂書房）の中で
「香道」について執筆され、
翌平成20年の「源氏物語千年紀」に際しては
千駄ヶ谷にある国立能楽堂初の試みとして、
能舞台で香筵（こうえん/「香席」）を行い話題となりました。

　都内の大学では「香道」や「和歌」を
テーマに講座を受け持ち、
若い世代に対する香道の継承も行っています。

国際的にも駐日ラテン・アメリカ諸国大使夫人の会、
セルビア大使館、セネガル大使館、フランス大使館などで
香道の実演を行われていますが、
経験と実績の豊富な林先生のお話はとても楽しく、
ご自身で作られた和歌を墨でさらさらと書き、
朗々と読み上げてくださる姿は、感動的です。

　かつては当ライフプロファイリング協会の
1周年記念パーティにもご参加くださり、
今年2021年新年のインターネットテレビ
「アズーリ４・悠里江のハッピー人生」にも
ゲスト出演していただきました。

その番組が大好評だったこともあり、この度、
また林先生にご登場いただくことに！

　6月8日（火）の午後4時から放送される
鳥越アズーリ４「悠里江のハッピー人生」では
紫式部の愛したお香についても
お話いただけるとのことで楽しみです！

鳥越アズーリ４「悠里江のハッピー人生」
https://azzurriinc.com

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　　　プロフィール
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宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.（博士/総合社会文化）、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.（博士/総合社会文化）取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。



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