ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　10月18日に『菜食は素晴らしい～1週1菜の奇跡～』
（シンシキ出版）がAmazonで発売されました。

ニューノーマルの時代に入って、
記念すべき初めての一冊となりました。

　本書は2010年秋に『一週一菜の奇跡』
というタイトルで出版された書籍の復刻版です。

2010年当時の私は年間に自著を3冊くらい出す勢いでした。

でもこの本を出した後、
最愛の母そして父との別れがあって、
その後10数年間は力が抜け、自著の出版にはいたらなかったのです。

でもさまざまな専門家の先生にインタビューして
書籍づくりのお手伝いをしたり、
新聞や雑誌に記事を書いたりし、見聞を広めてきました。

同時に時流の変遷もあり、
出版業もインターネットの勢いに押されて、
徐々に斜陽産業のごとくになり、
出版社からの企画出版は激減するようになりました。

　もはやクラッシック・メディアともいわれるような
「書籍の運命やいかに」と一時は
思っていたこともありましたが、この度、
11年ぶりに自著を出すことができて、
緊張感や喜びを感じるとともに、
改めて時代の変化を感じています。

11年前に出版するときは、
販売される1週間くらい前から新聞社、雑誌社、
テレビやラジオ局などの各メディアに
パブリシティとして、見本となる書籍を郵便で送付したり、
出版と同時に丸善や紀伊国屋に購入しにいったりしました。

そこで見本を郵送するための切手代や
書店に赴く交通費、時間などもかかりましたし、
何よりも実際の読者の声を聴くまでには、
少し時差があったのです。

　ところが今回のAmazonでの出版は、
オンデマンド形式ですから楽でした。

とはいえ告知だけはしないと
出版されたことがわからないので、
以前から心待ちしてくださっていた方たちには、
「Amazonで出版されました」という案内LINEをお送りしました。

すると驚いたことに、すぐに多くの人から
お祝いのLINEと「本を注文しました」という返事が続々と届いたのです。

このQR（クイックリスポンス）には感動しました。

　次に旧友たちにも「お知らせ」として
LINEで伝えたところ、こちらもあっという間に
驚くべき現象がおきました。

多くの方から相次ぐ「おめでとう」の祝辞やスタンプの数々。

そして「買ったよ！」というエビデンスのスクショ！

　出版してすぐにこんなに温かい反応があるなんて
思いもよらないことでした。

そもそもLINEがサービスを正式にリリースしたのが
2011年6月23日ですから、2010年の時点では
まだLINEもなかったわけです。

よくてＥメールの一斉配信で
情報を知らせていたわけですから、
このような秒速の対応などは、
当時では考えられなかったのも当然でしょう。

　もう一つ、感慨深く思ったことは、
本書の伝えている「食生活」に対する関心が
人々の間で増大したと感じることです。

10年前は菜食やベジタリアンといっても、ある種、
特殊な人の慣習のような雰囲気で、
多くの人の心には響かなかったような気がしますが、
今回の反応では、一般の人でも食生活に対する意識が
非常に高くなっていると感じられました。

　考えてみれば、私が山田邦子さんの対談記事を
連載で書いている『ライフライン21』という
医療専門雑誌でも、このところオートファジーや
ケトン食など、食に関するテーマが多くなっています。

今、どんどん断捨離をしてシンプルさを求める人が
増えているようですが、そうなると人間の心身魂の源を
創り出す根源の食生活に関心が向かうのかもしれません。

それに食生活の改善は、運気をアップする
大きな要素のひとつでもあるわけです。

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　　　プロフィール
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宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.（博士/総合社会文化）、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.（博士/総合社会文化）取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。



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