ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　先日、久しぶりで代々木公園に行き、嬉しい驚きを感じました。
「気」が元通りに戻っていたのです。

というのも私がいつも利用しているドッグラン近くに、
今年の夏、COVID-19のワクチン接種場が
開設されたのですが、
しばらく足を運んでいない間にそれが撤去されていました。

相変わらず立入禁止状態のままではあるものの、
設営されていたテントなどはなくなり、
さわやかな気が戻っているのを感じました。

　代々木公園は大好きな場所ですが、
今年は東京五輪・パラリンピックが近づくにつれて、
ドッグラン隣に立入禁止の区域ができ、
大規模な工事が始まりました。

当初は期間中、競技中継などを行う
「ライブサイト」のひとつとなる予定だったようですが、
COVID-19の感染拡大を受けて、都が中止を決定し、
その代わりにワクチンの予診や
接種のスペースに変更されることになったそうです。

　当時の私は散歩にいくたびに、
立入禁止スペース内にワクチン接種会場が
設けられていく様子を目のあたりにし、
公園のさわやかな空気が、あわただしい状態に
なっていくのを残念に思っていました。

そしていよいよ7月初めから
ワクチン接種が始まったわけですが、そうなると、
1日5000人程度ということで接種希望者の方が
多く来園するようになり、遠目ごしにも
ソーシャル・ディスタンスを十分にとって
並んでいる人々の姿が見えました。

　同時に、徐々にではありますが、
私も公園から足が遠のいてしまったのです。

例年ならば夏の公園は大好きなので、
早朝や夕方に時間を作って犬の散歩に訪れていたのに、
今年はどうしても足が赴きません。

　確かに暑かったり、時間がなかったり、
天気が悪かったりという理由で
公園まで行けないことも多々ありましたが、
それだけではなく気持ちがまったく向かわなくなっていたのです。

公園に対してわくわくするような
歓びの思いを抱けなくなっていました。

「今日こそは行こう！」と思っても、どうしても足が向かわない。

こうして、いつしか月日が経過していきました。

しかし先日、久しぶりに代々木公園に行って、なんと！
　ワクチン会場のテントなどが撤去されていたのを見て、
心躍ったというわけです。

　多分、私が行きたくなかったのは、
COVID-19の接種のために集まっている
人々の意識が原因だったのかもしれません。

対象者の方は警察・消防関係者や
東京2020大会関係者の方たちということでしたが、
このように社会のために働いてくださる方たちでさえも
、やはり不安、怖れ、混乱などの意識があるのではないでしょうか。

またそれを見ている人々の意識の中にも
同様の感情が湧きあがります。

そのような意識の集合体が、
周辺のエネルギーを重くしていたのではないかと思うのです。

　人々の意識や想念は目には見えないけれど、
「気」あるいは「エネルギー」として、
知らず知らずのうちに、誰にでも感じ取れるものです。

そしてそのような「気」「エネルギー」をキャッチし、
時には避け、時には有効活用することが気を運ぶこと、
つまり運気を上手に扱うことになるのかもしれません。

━━━━━━━━━━━━━━
　　　プロフィール
━━━━━━━━━━━━━━

宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.（博士/総合社会文化）、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.（博士/総合社会文化）取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。



メルマガ解除はこちら
解除専用ページURL