ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　2022年も今日で終わり。皆様にとっては、どのような1年でしたでしょうか？

　ところで、みなさんも印象に残っていると思いますが、2020年12月22日に起きた、20年に一度、木星と土星が会合するというビッグイベント「グレート・コンジャンクション」。
「風の時代」はこの日から本格的に始まったと言われます。
コロナ禍の影響もあり、社会的にもさまざまな変化が見られましたね。
あれから2年が経過した今、ますます「風の時代」ならではの影響をひしひしと感じている方が多いのではないでしょうか。

「風の時代」を象徴するキーワードは、風のように吹いていくためにこそできる「持たない暮らし」。
流動的な「場」を作ることは、このところ注目されている言葉「ノマド(nomad)」にも見られます。
英語で「遊牧民」の意味ですが、IT機器を駆使することでオフィスだけでなく、どのような場所でも仕事ができる環境になり、新しいワークスタイルを指す言葉として定着しています。
もはや自分の住む場所や環境も、ともに働く人も、自分の意志で選ぶことができるようになってきました。
学習形態についてもオンライン学習はもちろんのこと、決済方法も多様化しています。
また衣食住に関するサブスク(定額サービス)はすでに定着しつつあります。

　一方、一人一人が培ってきた貴重な知識や経験を活かすことで、本業以外に副収入を得る方法も多くなりました。
今までの常識が通用しなくなり、ユニークで無理だとされているようなアイデアや思いつきはさえもすぐに実行されるようになりました。

　そして時代は完全にパラレルに「分ける」傾向に……。意識レベルの違いによって共に過ごす人が変わってきているのではないでしょうか？

　かつては相性の合わない人と我慢して一緒にいなくてはならなかったけれど、今は、自分の価値観が同じ人たちと一緒に暮らすこともでき、「共存・共有」が求められているようです。

　風の時代に入って、徐々に感じられてきた、そのような動きですが、これが一気に加速するのが、2023年だそうです。
占星術師さんたちの間では「人類史上、驚くべき年になる」という見解も多いのですが、ホロスコープ的にいうと冥王星が3月24日に水瓶座に移動することで、過去200年続いてきた「地の時代」が完全に「風の時代」にシフトするそうです。

　ここで完全に物質至上主義が終焉を迎えることになり、本格的な「心と魂の時代」が幕開けするといいます。
「見えないもの」を見る人が増えてくるといわれますが、すでに、その兆しは始まっています。

　また冥王星は「破壊と再生」の星、水瓶座は「自由・革新」を示す星座ということで、社会のルールや規範が大きく変わることが予想されます。
今までのような偏差値や肩書を重視する慣習は終わり、個性重視の教育が見直されるようになり、今まで「欠点」とされていた特性が、むしろ尊重されることになるかも……。

　地の時代では「平均的な人間」になることが求められてきましたが、今後、水瓶座・冥王星時代が続く2043年まで、人々の考え方や生き方が大きく変わることが予想されます。
「国家」「財産」「社会」「家族」などの概念も変わってくるかもしれません。
そして「楽しむこと」「自分自身を生きること」「自由で軽やかであること」が当たり前になる時代に突入。
そのような新しい時代に向かって、前向きに明るく行動していきたいものですね。

来年もよろしくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━
　　　プロフィール
━━━━━━━━━━━━━━
宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

（ともにシンシキ出版）



配信停止はこちら
解除専用ページURL