ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　2023年はウサギ年。
ウサギは多産だから、それにちなんで結婚や出産のブームがやってくるといわれます。
そんな見地からこれまでのウサギ年の関連事項を調べてみると、1963 （昭38）年には、梓みちよが歌う『こんにちは赤ちゃん』が流行。
1975 （昭50）年の10月は、国勢調査で人口１億1,000万人突破。

　そして今年2023年4月には新しい省庁「こども家庭庁」の開庁予定。
厚生労働省や内閣府にまたがっていた子ども関連部局を統合するといいます。
占い師のゲッターズ飯田さんは、2023年の兎年には、恋愛・結婚のブームが予想されるとおっしゃっており、実際に芸能界でも、年始から結婚報告が相次ぎました。

　この数年間、はやり病でリアル結婚式を控えていたカップルも、そろそろ式場での結婚式ができるとあって今年はおめでたいイベントが多く見られそうです。
そのような中、先日、取材した青山エリュシオンハウスには、「プロポーズプラン」という素敵なプランがありました。
このレストランは地下鉄の青山一丁目駅から徒歩約5分のところにあります。

　閑静な住宅街にある豪奢なゲストハウス・スタイル。
看板も出ておらず、ネオクラシックなヨーロッパ風の外観です。
中に入ると、美術館さながらの調度品と夢あふれるインテリア。
「エリュシオン」とはギリシャ神話に出てくる神々や英雄が眠りについた地上の楽園。
紀元前8世紀末のホメーロスの叙事詩など古い時代にいわれた説では、「エリュシオン」は世界の西の果て。
オーケアノスの海流の近くにあり、気候は温暖。
芳香に満ちた島であるといわれています。
一方、紀元前1世紀、ラテン語詩人の一人、ウェルギリウスの『アエネーイス』などに描かれる新しい時代の説では、「エリュシオン」は地下にあり、生前正しい行ないをした者が死後に移り住むとされる世界だといわれる場所です。

　このレストランは、もともとは個人の邸宅だったものを、2003年に内装を変えてオープン。
1階には庭園を望む幻想的なメインダイニングがあり、伝説のいわれに則って、ギリシャ風に設計されています。
高い天井とガラス窓からは光がさんさんと差し込み、白いテーブルクロスに赤い椅子が際立っています。

　2階には４つのストーリー性豊かな個室と一つのラウンジ。
薔薇の花びらで飾られたバスルームも中には入れませんが、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。

　そして3階にあるのが、結婚式を挙げられる素敵なチャペルとロマンチックな新郎新婦の控室。
チャペルは、天井からあふれる光とステンドグラスから注ぐ明かりに満ちて、聖なる雰囲気。
ここで人気なのが「プロポーズプラン」なのです。
一般的には男性がお相手の女性にサプライズ・プロポーズをする計画を一緒に練っていくというもの。
例えば2階のロマンチックな個室で美味しいディナーを味わった後、３階奥にあるチャペルを２人きりで貸し切り、一生の思い出に残る「感動プロポーズ」を演出。
あまりにも夢見心地な空間ですから、ここでプロポーズをされたら、誰もが「YES」と応えてしまいそう。
素晴らしい結婚生活へのスタートになることでしょう。

　もちろん通常のランチやディナーのお食事も、イタリア各地の食材を厳選し、旬の素材を使ったコンテンポラリー・イタリアンを味わえます。
時にはこのような非日常の空間、地上の楽園を楽しんでみたいものです。


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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

（ともにシンシキ出版）




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