ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　先日、パントマイムマジシャンのキラリンさんの取材をさせていただきました。

　彼女は、同じくマジシャンのご主人、笑太夢さんと「笑太夢マジック（ショータイム　マジック）」を行っています。

　この名前の由来は、「『笑い』と『夢』を一人ひとりにお届けする『太陽』のような存在でありたい」という思いから付けられたといいます。

　今まで二人は、マジックとパントマイムをお芝居にし、全国の小中学校を巡り、夢あふれる公演を展開してきました。

　原作を書くのはキラリンさん、全体のアレンジを笑太夢さんが手掛けているということですが、笑顔で語るキラリンさんは魅力的で、お話を聞いていても感動で笑いと涙がこぼれるほど。

　彼女は17歳の時にパントマイムに魅了され、パントマイム劇団の「汎マイム工房」を主宰するあらい汎氏に師事して芸を磨いてきたといいます。
それまで自分の人生を模索してきたといいますが、師の情熱的な指導を得て、「この道だ！」と決心し、精進を重ねて進んできたのです。

　その後、笑太夢さんと結婚して子供にも恵まれ、１９９９年には、笑太夢マジックにキッズマジシャンのココロさん（３歳でデビュー）も加わりました。

　以後、ポルトガルで『フィズム』マジックオリンピックに出演（２０００年）。
上海『世界マジックフェスティバル』にて日本人初入賞の「銅賞」受賞（２００１年）。
文化庁芸術祭に参加（２００７年）。
２００８年から年に二回の自主公演「カルーア伝説」を連続公演。新作自主公演「魔法の森」発表（２００９年）。
「いのちの不思議　魔法の森」にて第65回文化庁芸術祭参加（２０１０年）、「心の花束」発表（２０１２年）と国内外で大活躍。
全国を巡り多忙な舞台が続きます。

　ところが、そのころ、キラリンさんの乳がんが見つかったというのです。
最初はステージ２～３だったのですが、超多忙が続き食生活が乱れたとたん、なんと「末期」を宣告されました。
それはキラリンさんにとってショックなことであったことはいうまでもありません。

　手術までの1か月半、彼女は食事に気を付け、常に笑い、祈り、よく眠るという生活を続けました。
そして自分の芸や周辺の人々に心から感謝をすると同時に、一緒に入院していた患者さんたちを明るく励ましながら過ごしていたところ、なんと術前の検査時には「希望」という言葉が湧きあがり、生きていることに、全てのことに大感謝して涙を流したといいます。

　いよいよ検査の結果が出たところ、なんとステージ０になっていたというのです！

　手術成功後は、ご主人と一緒に今日に至るまで素晴らしい舞台を続け、ご自身のミッションとして、多くの人に夢と希望を与えています。
取材時のキラリンさんの笑顔と明るさはオーラに満ちていてまぶしいほどでした。
ちなみに彼女の次回のパントマイムマジック劇「いつも心に花束を」は10月22日（日）、横浜人形の家「あかいくつ劇場」にて開催されます。
「席に座ったら爆笑ツアーの幕があく！」という楽しく、わくわく、どきどきするショータイムです。

　笑うこと、精神的なストレスを減らすことは健康維持に必要な生活習慣。
ちなみに食事や睡眠に気を付けること、筋肉量を増やすことも必須といわれますが、ぜひとも日常生活で笑いとワクワクを採り入れていきたいですね。

笑太夢（ショータイム）マジック
Mail:info@showtime-majic.com
http://www.showtime-majic.com/



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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）



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