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　オンラインのそろばん教室「ネットde そろばん」を推進している増田啓子さんの本『増田啓子の人生はずっとおもしろい』（シンシキ出版）が10月27日に発売されました。

　啓子さんの本の出版は数年前から企画されていましたが、この秋、10月27日の結婚記念日が「金婚式」に当たるといいます。
結婚して50年が経過するという、大きな節目の、特におめでたい日でもあったので、この日に出版されることになりました。

　かつては「人生50年」の時代すらありましたから、人の一生分ほどある、膨大な時間を「結婚」という契りを通じて、縁あった男女がお互いの人生を紡いでいくという素晴らしい時間の堆積に感動するばかりです。

　さらにすごいと驚いたのは、啓子さんのご両親も、ご主人様のご両親も金婚式を迎えられているという歴史でした。
親子3組がそれぞれ金婚式を迎えているなんて、まさに奇跡的ともいえるめでたさではないでしょうか？

　そんな啓子さんが、最初に本を出したいと表明されたのは、「ネットde そろばん」という大きなプロジェクトを世界に広めたいという志からだったように思います

　啓子さんは結婚後、1975年３月から千葉県佐倉市で学習塾を始めました。
その後、そろばん教室を千葉県と東京に2009年4月から展開してきたのです。
ところが2020年になると新型コロナウィルスの影響で、３か月の間、教室を休講せざるを得なくなりました。
さきゆき不透明な世の中で、多くの生徒さんが、心を遺して辞めていくという、由々しき事態に直面し、啓子さんは大いに心を痛めました。

　というのも啓子さんは、そろばんは日本の伝統的な文化の一つであり、優れたお稽古ごとの一つと考え、そろばんの教育に一層力を入れていたからです。
そこで、今後はネット社会にふさわしい「ネットdeそろばん」を、日本中に、いや、世界に発信していこうと考え、そろばんを通して「社会で生きる力」「社会貢献をしていく力」を育成することが、使命だと考えていらしたのです。

　このような思いから、最初はそろばんの普及本を考えていたのですが、取材を重ねるうちに、啓子さんの生き方の素晴らしさに多くの感銘を受けるようになりました。
しかも啓子さんの向上心はやむことがありません。
取材中にも、どんどん新しいことにチャレンジし続け、資格をとられていったのです。

　もともとそろばんは計算能力を上げるツールとしてだけではなく、「そろばん脳」を開花させ、右脳をどんどん活性化できることに注目した啓子さんは、95%の潜在意識にあたる部分が右脳を活性化することも指摘しつつ、ご自身も潜在意識の勉強をはじめ、それに基づくコーチングを学び、難しいコーチの資格も得るという快挙を成し遂げました。

　そのため、本書では好奇心にあふれた啓子さんの「ずっとおもしろい」人生に言及し、その基本となるご先祖様を大切にする考え方や生き方、その行動力を紹介させていただきました。
結婚生活、育児、起業、事業展開、先祖供養を充実されている啓子さんはまさに「パーフェクトウーマン」。
その秘密を本書では解き明かしています。ぜひお読みいただければ幸いです。
また来週11月7日、午後4時からの鳥越アズーリFM「出版しよう」のゲストには、啓子さんをお招きし、出版にまつわるお話やさまざまなエピソードをお聞きする予定です。
どうぞお楽しみに♪

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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）





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