ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　先日、新所沢にある抗酸化温泉施設「陶板浴ルミアン」を訪れ取材をさせていただきました。
抗酸化作用については、以前、活性酸素や酸化現象について、さまざまな記事を執筆する時期があり、抗酸化作用のある製品についても実際に使用したことがありますが、最近ではお話を聞くチャンスがありませんでした。
それに「陶板浴」というのも初めて聞いた言葉です。
サウナ、岩盤浴、ラドン浴、酵素風呂など健康に関係する入浴法の体験と執筆はしてきましたが、「陶板浴」というのははたしてどのようなものなのでしょうか？

　これは抗酸化溶液を塗り込んでできた陶板の上に寝そべって、身体を芯から温める健康法のこと。
室温は42から45℃、湿度10%前後と言われ、人間の身体が最もリラックスする環境を整えているようです。
ここに20分から50分入ると抗酸化作用や免疫力アップにつながる効果を得るというのです。
特筆すべきことは高温や高湿度による息苦しさや身体への負担が極めて少ないのに、芯から温めることができるということです。

　例えば昨今、人気がある岩盤浴と陶板浴の違いについては、「交感神経」と「副交感神経」への働きかけの相違があるということです。
岩盤浴では室温90℃以上、湿度90％以上といった具合に設定されていますから、身体に大きな刺激を与え、自律神経の「交感神経」が活発になります。
心拍数や血圧が上がり、精神や神経が高ぶります。
仕事前に気合いを入れたい時や疲労やだるさを改善したい時は気分もスッキリしてよいかもしれません。

　一方、「陶板浴」では「副交感神経」に働きかける環境を作ります。
室温や湿度が適度に設定されているため、身体に負担は少なく、長時間入ればそれなりの発汗はあるものの、必要な油分は体外に出さないので入浴後も潤いを保つことが可能です。
美容面でも嬉しいことですね。
もちろん血液循環がよくなりますから新陳代謝もアップ。身体が温まると同時にコンディションが整います。

　またリラックスして副交感神経が優位になった身体に抗酸化の空気と抗酸化の熱（遠赤外線）を与えることで、体内の活性酸素を取り除き、身体の機能回復につながり、免疫機能を高める効果が期待でき、身体の酸化（老化）も防げるというわけです。

　さらに、ここ「陶板浴ルミアン」の施設では、建材にも特殊な酵素（抗酸化溶液）が練りこまれ建てられているということで、建物全体が腐敗しにくい空気を作っているとのこと。
「いやしろ地」とでもいうのでしょうか。入館しただけですがすがしさを感じます。

　ちなみに数年前から置いてあるという生肉や卵、パンなどが展示されていましたが、それが全く腐敗していないという「腐らない環境」を作っていることがわかります。
頭では理解できても、実際に腐っていない食材を見てびっくり。いやな匂いもしませんでした。

　ここで使用している抗酸化溶液を開発したのは、一級建築士の会田伸一氏（株式会社ASKの代表取締役会長）。
開発の目的は、「健康回復・環境回復・地球再生」ということで、すでに全国に数十万棟の抗酸化工法を作り、理念を実践していらっしゃるとのことです。
『抗酸化溶液で世界は変わる　酸化した世界が地球上の生物すべてを脅かす』（アビッツ株式会社）というご著書を読んでも、会田会長の熱き思いが伝わってきます。
ルミアンの常務取締役、井上方宏さんも「高齢者こそ彩のある人生を」とおっしゃっていましたが、まさに、抗酸化空間では、加齢とは関係ない開運と喜びの波動が、たくさん満ちているのを感じました。

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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）





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