ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　先日、経営コンサルタントの方と国際的に大きな事業を展開している方たちと話をしました。
話をするといっても、彼らの事業や視点は大きすぎ、登場人物も大物すぎるので、私は単に話を聞いているくらいでした。

　でも今後の世界経済やデジタル通貨のことなど、話を聞けば聞くほど、ますます勉強をしていかないと大変なことになると思い、身を引き締めました。

　デジタル通貨とは、「現金通貨（紙幣・貨幣）を受け渡すことなく、通信で完結する決済手段の総称」をいいますが、広い意味では「現在使われている現金以外の決済手段はすべてデジタル通貨」とも考えられるそうです。

　すでに 1990年代後半からは、既存のクレジットカードはもちろん、ペイパルを皮切りにデジタル化が進み、現在ではラインペイや、ペイペイやさまざまなオンライン決済手段が使用されていますが、いずれは日本円そのものも暗号通貨が登場するとか。

　とはいえ今年2024年の7月3日には一万円、五千円、千円の3券種が改刷されます。
一万円札は、「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一さん。
五千円札は日本で最初の女子留学生として米国で学び、女子英学塾を創設した津田梅子さん。
千円札には細菌学者、破傷風の治療法を開発した北里柴三郎さんが登場します。
このように紙幣のデザインが変わるのは2004年以来、20年ぶりということですが、今後デジタル化が進むとどのようになっていくのでしょうか？

　さて、今後の経済の見通しについては、2024年後半から経済の状態がおかしくなり2025年はさらに厳しいというような話をされていました。
なんと、リーマンショックの10倍もしくは20倍の不況がくるというのです。

　リーマンショックは 2008年9月15日に起きた米投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけにして、世界的な金融危機と不況に発展した現象のことです。
巨大金融機関への救済措置がとられなかったことで市場参加者に不安が広がり、企業にお金が出回らなくなるという信用収縮が深刻化したわけで、多くの方が大変な思いをしたと思いますが、なんと今回は、この10倍、20倍のショックがくると予想されるのは、おそろしいことです。

　そして経済の仕組みを知るために学んだらよいといわれ勧めてくださったのが、米国の投資家であり、ヘッジファンドマネージャーのレイ・ダリオさんのYouTube。
レイさんは、1971年にニューヨークでヘッジファンドの「ブリッジウォーター・アソシエイツ」を創業し、2013年には世界最大のヘッジファンドとなった方です。
同ヘッジファンドは2021年の調べでは1000億ドル以上の運用資産を有していますが、この方の書籍は難しいものの、YouTubeでの経済の解説はとてもためになるので、これから勉強したいと思います。

　さらに、みなさんおなじみ、米国の投資家・実業家・作家・モチベーショナル・スピーカー・金融リテラシー活動家。金融コメンテーターとして活躍し、『金持ち父さん』シリーズの著者、ロバート・トオル・キヨサキサンのツイートについても紹介していただきました。
ここでは、かつての賢い投資家は、60%債券、40%株式の６０・４０に投資してきましたが、2024年には、このような投資家は最大の敗者になるといっています。
金、銀、ビットコイン７５％、不動産/石油株２５％へのシフトを検討すれば、「世界市場最大の暴落を生き延びることができるかもしれません」ということです。
これからの世の中を生き延びるためにも、勉強は大切ですね。

━━━━━━━━━━━━━━
　　　プロフィール
━━━━━━━━━━━━━━
宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）




配信停止はこちら
解除専用ページURL