ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　2月23日と24日の2日間、国際的にも活躍している有名な振付師でありダンサー、香瑠鼓さんが主宰する「Karada LAB festival xiv」が下北沢で催されています。

　先日、サイマティックスミュージックを実践するマナーズサウンドの平田彩友瑠社長から香瑠鼓さんをご紹介いただき、まずは彼女の主宰するセミナーに参加してパフォーマンスを体験。
大いに感動しました。
さらに彩友瑠社長との対談という素晴らしい取材の時、このフェスティバルにご招待いただきました

　香瑠鼓さんの活躍は多彩です。石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」（1986年）を皮切りにBaBe（近藤智子・二階堂ゆかり）、Winkの『淋しい熱帯魚』（1989年）、Mi-Ke（宇徳敬子他）、北海道日本ハムファイターズの公式応援歌（2004年）、ポッキーCF（新垣結衣出演）、タケモトピアノのCMほか、「リサイクルマークがECOマーク」キャンペーンCF（Perfume出演/サビ部分）。
長野パラリンピック開会式 (1998)、東アジア競技大会大阪大会開会式 (2001)、映画「嫌われ松子の一生」、「20世紀少年」などの振付、イベント、舞台、映画などで多数の実績を持たれ、手掛けた振付は1300本以上。

　同時に1996年より障害のある人たちが参加する「バリアフリーワークショップ」を開催し、その実績と貢献から2000年には芸能界では初のエイボン女性年度賞芸術賞を受賞。
これはワールドワイドに社会貢献した女性に贈られる芸術賞です。

　香瑠子さんは、障害のある方たちと接する中で、自然の音が醸し出す周波数を感じて表現するという、独自の即興メソッド「ネイチャーバイブレーション」を体系化しました。

　このメソッドはあらゆる人のメンタルやフィジカル両面に働きかけることが注目されるようになり、多くの企業や学校、地域コミュニティなどで評判を呼び、講義や研修を行うようになりました。

　さらにアカデミックな部門でも注目され、東京大学大学院の研究対象となり、認知科学、舞踊学といった学問でも研究され、国内学会で発表されるようになりました。
2016年7月に国際心理学学会で発表された内容は多くの反響を呼び、ご自身も東大教育学部で、2011年度前期ゲスト講師として教鞭をとり、さらに2015年度前期非常勤講師を務めています。

　4歳の時から一人一人の人の輝きを引き出すことを目的に、全ての人が幸せに生きることをヴィジュアライズしてきたという香瑠子さん。
今回、下北沢にあるstudioLOUで開催されている「Karada LAB festival xiv」は、香瑠子さんが主宰する「香瑠子カラダラボ・スクール」の受講生たちが演じるパフォーマンスです。
一人一人が主役となり、すべてが完璧。
どこにも間違いもなく、人と比べることもありません。
観客との即興のやりとりを楽しむ即興劇などもあり、温かい空間に人々の生命の尊厳が身体を通じて伝わってきます。

　このような思いを抱く人が増えることにより世界平和の道がつながってくると伝える香瑠鼓さん。
今まで、常に「時代のビート」を感じ、世に伝えることを託されてきた香瑠鼓さんの新鮮な輝きに感動しました。

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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）



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