ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

抜群の歌唱力を誇る由美恵さんが提唱する
ヴォイストレーニングで
健康・美容・発声の1石3鳥を♪


　すでに半世紀前にもなりますが、 1972年といえば、アグネス・チャンさんや麻丘めぐみさん、荒井由実さんなどがデビューした古きよき昭和の時代。
この年、東芝ＥＭＩから『潮風の吹く町』でデビューし、３０万枚のヒットを出し、抜群の歌唱力を認められたのが歌手の森田由美恵さんです。

　３歳から歌い始め、１９６９年にはフジサンケイグループが主催する「全国歌謡コンテスト」で優勝。最年少にてプロ、アマの頂点に立ちました。
その3年後にデビューすると新人賞をはじめとする各賞を受賞。
アルバム・シングルなどを合わせて１０枚を発売すると同時にラジオＤＪ、時代劇、ＴＶドラマ、舞台などでも活躍してきました。
現在も全国でライブやコンサートを展開し、多くのファンに囲まれています。

　私が由美恵さんを知ったのは、10年くらい前のこと。
東京新聞で連載していた「ペットと有名人」のコーナーでした。
由美恵さんが数多くの保護犬や保護猫を引き取り、世話している様子を取材させていただいたのです。

　同時に由美恵さんが、ヴォイストレーニングとフェイスストレッチ、そして健康増進を組み合わせた独自の「森田式健康発声法」を開発していることを知り、別の媒体で紹介させていただきました。

　この発声法を開発したきっかけになったのは、由美恵さん自身が16歳でデビューした後、テレビやラジオに出演したり、雑誌の取材に答えたり、地方を回ったりして超多忙な5年間が過ぎたころ、身体に異常が生じたことによります。
全身蕁麻疹で目もあけられず、話しもできない。
呼吸も苦しく四つん這いにならなければ息ができない。
そんな状態が3か月ほど続いたといいます。

　助けを求めて逗子の道場に行き、かなり快復したものの、自分の顔を見た時、とても21歳には見えない無表情になっていたことにがショックでした。
そこで、かつてのような自然の笑顔を取り戻すために、顔の筋肉を柔らかくする表情筋のトレーニングが始まったのです。
生体エネルギーや食養学、正しい食生活や運動などを取り入れながら、健康と美容について研究を重ねているうちに「舌の筋肉のストレッチ」が大切なことに気が付いたといいます。
誰でも年齢を重ねると筋肉が落ちていきますが、同時に舌の筋肉も落ちていき、動きが悪くなり、下垂していきます。
そのため喉頭蓋の動きが悪くなり、嚥下障害を起こすきっかけになっていきます。

　そこで由美恵さんは舌のトレーニングを考案しました。
舌を動かすことは脳を刺激し、ボケ防止の効果や脳梗塞のリハビリになるとも考えられ、大きな声を出して発声すると肺の活性にもつながります。
由美恵さんは、消化器、呼吸器、血液内科などのドクターたちとも連携して開発を重ねてきたのです。

　今、行っているボイストレーニングのレッスンはマンツーマンで1時間。
由美恵さんの弾くピアノに合わせて唇を動かしたり、大きな口を開けたり、頬を持ち上げたりしながら、発声することで舌と表情筋を動かす筋肉運動が可能です。
母音の形を意識して発音するだけで表情筋が活性化し表情も豊かになり、筋肉も使えるようになるといいます。

　最近では、このトレーニングを受ける生徒さんたちも増え、不定期ながらのコンサートも開催されています。
次回は6月2日、吉祥寺のライブハウス「曼荼羅」で行われます。

　なんと、私も由美恵さんの訓練を受け、サイモンとガーファンクルの『明日にかける橋』を歌わせていただく予定です。
その前に、来週5月14日の鳥越アズーリFMのゲストとして登場していただき、素晴らしいお話をお伺いします。
どうぞお楽しみに♪


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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）




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