ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　このたびシンシキ出版から『１６のがんサバイバー物語～奇跡の生還～がんが教えてくれたこと』が出版されます。
本書は、創刊して15周年を迎えた、がん治療に特化した医療雑誌『統合医療でがんに克つ』で連載している「奇跡の生還」というシリーズから抜粋したものです。
この月刊誌は「がん難民を作らないために」をモットーに創刊されました。

　本誌の中にある「奇跡の生還」のコーナーでは、がんから生還した方たちのお話を掲載してきました。
毎回、取材するたびに、がんという病気を通じて、自分を知り、使命に気づき、家族の愛に包まれ、新しい人生に羽ばたいていく方たちの姿に感銘を感ぜずにはいられませんでした。
今回は、そのようなお話の中でも、特に印象に残った方々、16名のストーリーをまとめさせていただきました。

　最初に登場するのが、塩絵作家の寺田のり子さんです。
福岡出身の寺田さんは、約30年前、心を整え、開運を目的とする「エンゼルメイク」を開発し、心のカウンセリングをはじめました。これが評判を呼び、みのもんたさんの司会で有名な『おもいっきりテレビ』（日本テレビ系）に出演。準レギュラーとして4年間出演する間に書籍も出版。
多くの雑誌やテレビにも多数取り上げられました。

　同時に全国からの依頼を受けて年間200回以上の講演活動をするようになります。
ところが、多忙なさなかに末期の大腸がんで余命4か月の宣告を受けるのです。

　同時に糖尿病が悪化して、右目が失明。左目が0.02となり、ほとんど見えない状態に……。
そのような中、がんの腫瘍マーカーが上がり入院するもがん細胞はみつからず、その際、２％の成功確率といわれる目の手術に挑戦し成功。
視力が1･0と0.4まで回復しました。
同時にがん細胞も見つからないまま、死の淵から生還したといいます。

　それだけでもすごいお話ですが、現在では「人々を癒したい」という切望の下、ご主人で画家であり、古代史研究家の白川鳳胤さんの協力を得、日本で初めて塩絵の具を開発し、色彩療法としての塩絵を製作しています。

　色彩を使った治癒は、古代エジプトやギリシャでも行われてきましたが、近年、米国では医療の現場でも活用されています。
それぞれの色彩がもつ色のパワーを利用し、心や身体に働きかけ、本来、人間がもっている免疫力や治癒力を高めることを目的としています。

　同時に塩絵具はエネルギーの高い天然塩を採り入れています。
塩はすべてのものを浄化し、清める働きがある命の源。
さまざまな「場」を浄化する働きもあり、体内にたまった毒素を解毒・排泄する効果もあるといわれます。
そのため塩絵を描いていくと、描く人の心が浄化され、眠っていた潜在能力が引き出され、才能が開発されていき、運気がアップしていく人も少なくありません。

　一方、塩絵を見る人にとっても、塩絵の強烈な色彩が、脳に良い刺激を与えてくれるため、瞬時にして元気になり、気持ちが明るくなります。
実際に「身体の不調が癒された」「体調がよくなった」という証言は多くよせられており、国際自然医学博士の故森下敬一博士から塩絵の有用性については高い評価も受けているのです。
昨今ではアートとしても人気が高く、米国のニューヨーク、フランス、ハワイ、タイ、韓国、マレーシア、中国などからも問い合わせがあり、日本でも数々の病院、クリニック、高齢者施設や個人から塩絵の依頼が増えています。
またドキュメンタリー映画『光彩～ひかり～の奇跡』では、寺田のり子先生のストーリーを描いています。

　さて、次回10月1日の鳥越アズーリFM『出版しよう』では、そんな奇跡の人、塩絵作家の寺田のり子先生をお迎えして、お話をお聞きします。
どうぞお聞き逃しなく♪


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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

『一扇　ICHISEN』

（ともにシンシキ出版）



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