ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

努力を重ね物事を安定させていく 再生や変化を繰り返しながら 柔軟に発展していくという年です。

　いよいよやってきました2025年。
まずは十干の「乙」ですが陰陽五行説では「木の陰」のエネルギー。
日陰でも成長し、しなやかに伸びる草木を表しています。
また十二支の「巳」は蛇を表しており、
陰陽五行説では「火の陰」のエネルギーといわれます。

さて、この蛇、今では一見、嫌われ者のようですが、
スピリチュアルな観点では幸運の前兆や恋愛運、金運、仕事運、
永遠や再生を象徴しているために、
日本では蛇を神様のおつかいとして祀る神社も少なくありません。

また古くから神聖な動物として崇められてきました。
WHOのロゴにも国連のシンボルマークの上に杖にまきついた蛇が見られます。
この杖をもっていたのがギリシャ神話に登場する「治療の神」アスクレピオスで、医学と医療職の象徴とされていました。

さらに脱皮を繰り返して成長していく蛇は復活と再生のシンボルとして尊ばれています。
また「巳」の字は胎児の形から作られた文字といわれ、「産まれる」「将来がある」という意味やお金が身につく、努力が実るという意味合いもあります。
それでは60年に一度めぐってくる「乙巳」の年、過去に何があったのかと歴史をひも解いてみました。
すると「乙巳の変（いっしのへん）」という出来事が見つかりました。

これは飛鳥時代の645年（皇極天皇4年）に、中大兄皇子（のちの天智天皇）と中臣鎌足らが蘇我入鹿を皇居内で暗殺し、蘇我氏を滅ぼした政変。
「あれ？　これは？　大化の改新のことじゃないの？」
小学校か中学校の時、歴史の授業で一生懸命暗記した年号ではありませんか。
ところが現在では「乙巳の変」は、大化の改新の第一段階に位置する政変で、「大化の改新」は、「乙巳の変」に始まる一連の国政改革をいうそう。
646年（大化2年）に発布された「改新の詔」をいうそうです。
歴史も学問の進捗と共に変化するものですね。

さて、2025年を他の側面から見ると「2025年問題」が問われています。
「2025年の崖」とは、2018年に経済産業省が提示したキーワード。
日本の少子高齢化がピークに達し、この年には、団塊の世代（1947～1949年生まれ）が全員75歳以上となり、医療や介護サービスの需要が爆発的に増加することなどもあり、2025年以降には、大きな経済損失が発生すると予測されることから「2025年の崖」と呼ばれています。

一方、スピリチュアルやオカルトの分野で見ると2025年は「地球規模の意識変革」が起こる年として注目されています。
2025年は、地球の波動が大きく変化し、人類にとって精神的な覚醒を求められる年とされています。

一部では、「選ばれた人々だけが高次元の意識に移行する」との説もありますが、いずれにしても、多くの人々の意識が大幅に変化することは間違いありません。
占星術では、2025年は土星や冥王星が特定の位置に入ることで、個人や社会全体に変革のエネルギーが流れ、価値観の転換や新しいリーダーの出現が促されるといわれています。
さらに、宇宙人や高次元の存在が地球に関与を強めるという説もあり、彼らとのコンタクトする日が加速化し、人類が「銀河の一員」として進化する年と考えられている界隈もあるようです。

さて、2025年を「終末の時代」とするか、「新しい黄金時代の幕開け」と解釈するか……。
さまざまな側面から考察できますが、ぜひともご一緒に佳い年にしていきましょう♪

今年もよろしくお願いします。


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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

出版書籍
『菜食は素晴らしい」
『大人の教養(1)時代の目撃者』
『大人の教養(2)時代を創る人』
『奇跡の生還』
（全てシンシキ出版）





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