ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　美しい桜ほころぶ、お墓参りの日、4月4日のことでした。
実家のお墓をお掃除していたら、段差のある場所にかかっていた鎖がまるで蛇のように私の足に絡まってきました。

　あ、転倒する
　そう思った瞬間、目の前に大空が広がっていました。
後ろに倒れたのですが、左手首の激痛。
シュールな感じで手首が曲がっており目の前で形が変形していきました。
さらに激しい吐き気。骨折したかな？

　墓石の前から起き上がれずに同行してくださった友人にお掃除やお花をお願いし、ヒイヒイ言いながらずっと横たわっていました。

　痛みと吐き気はなかなか治まらず救急車を呼ぼうかと思いました。
でも4日は父の月命日。
父は4日をことに大切にしていました。

「お地蔵様の日」と言い私が4日に生まれたこともとても喜んでくださっていたので、これは父からの何かのメッセージかもと思い直しました。
痛みの中で、お墓の前で仰向けに横たわり、うらうらと気持ちの良いお日様に当たりながら両親や祖父母たちの愛を感じていました。
やがて吐き気もおさまり、よろよろと起きてどうにか自宅近くの病院まで辿り着きました。
診察を受けると左手首の骨折。

　神田駿河台の日大病院に紹介状を書いてくださり、翌日、全ての検査を受けて最短の日程で手術をすることに……
翌日から大切なスケジュールが目白推しでした。
世界線が一気に変わってしまったことに、目の前が真っ暗になった気がしましたが、とにかく、アポの入っている方全てにキャンセルのメッセージを送りました。
すぐにみなさんからとても温かいメッセージやお見舞いが……。
予想もしてない展開にひたすら感動していました。

　手術は4/10になりました。
朝の8:45。初めての全身麻酔です。
いろいろ起きるかもしれないリスクの話も聞いてちょっとドキドキ。

　まずは早朝の景色を眺めて仕舞「胡蝶」を舞いました。
やがて時間が来て、手術室に歩いて行くと、美人の看護師さんたちが妖精のように軽やかに処置をしてくれます。
イケメンのドクターたちが優しく説明してくれます。

　そして緑のマスクをして大きく3呼吸をしていたら……。
「宮西さん、宮西さん」と声がして手術は終わっていました。
術後の激しい吐き気と左手のむくみはありましたが、何よりも嬉しかったのはみなさんの励ましだったのです。

　手術をした4/10はSLPA会議でした。
いつもは開会のご挨拶をさせていただくのですが、
この日は、私の手術のために、参加者のみなさんが貴重な時間を使って回復のエールを送ってくださったというのです。
50数名の祈りのエネルギーは本当に偉大で崇高なものでした。
本当にありがとうございます♪
　そればかりではなく多くの方からのエネルギーも受け取りました。
本当にありがたいことで、私は果報者だと感じました。
それを知っただけでも骨を折った価値はありました。

　さらに肉体の再発見もありました。
手術日は、朝から晩まで何も食べられず、術後も点滴と水だけでした。
左手の感覚は全くなく、3倍ほどの太さに浮腫んで何も反応しません。

　大脳から命令を出しても肉体は全く動かない……。
幽体離脱みたいだと思いました。
これからは、「この世の魂の乗り物」としての肉体をことさら大切にしなくてはと愛おしくなりました。
「左手首さん、痛い思いをさせて本当にごめんなさい❤」と深く謝罪と感謝をしました。️
　日大病院の立つ神田駿河台は、「天と地の間にある知の台地」。
「魂の再起動と神聖な契約更新の場」でもありました。
ここで魂の深い再生と変容を感じました。
みなさんの深い愛とお祈り、本当にありがとうございます。

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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

出版書籍
『菜食は素晴らしい」
『大人の教養(1)時代の目撃者』
『大人の教養(2)時代を創る人』
『奇跡の生還』
（全てシンシキ出版）




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