ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

　デビッド・R・ホーキンズ博士（Dr. David R. Hawkins, 1927–2012）の「意識のマップ（Map of Consciousness）」をご存じですか？

　ホーキング博士は、精神科医であり霊的探求者としても知られています。
博士の代表的な理論をまとめたものが、この意識のマップです。
これは、人間の意識の状態を数値化して体系的に表したもので、博士が2万人以上の人に20年間かけて行なったといいます。
のべ数万回の筋反射テストを行って、人間の意識レベルを統計的にまとめたものです。

　 博士は人間の意識状態を「0〜1000」のスケールで測定できると考えました。
200を境にしており、200未満は破壊的・自己否定的な意識、200以上は建設的・愛や平和に向かう意識とされています。
そして数字が高いほど、真理や霊性に近づくと考えています。
それでは自分の意識レベルがどのあたりにいるのか確認してみましょう。

■まずは２００から1000までがポジティブな状態となり、さまざまな願望などが達成可能なレベルといわれます。

●700–1000は存在そのもの、悟り、大いなる自己、純粋な意識
●600は存在する全て、完全、平和、至福、啓蒙
●540は一つに統合、完成、喜び、静寂、変身（神）
●500は愛、崇敬、啓示
●400は知性、科学、理性、理解、抽象
●350は慈悲深い、円満、受容、許し、超越
●310は霊感、希望、意欲、楽天的、意図
●250は権能を与える、満足、中立、信頼、開放
●200は許認、実行可能、勇気、肯定、能力

■200以下は、ネガティブな状態となり、様々な願望の達成困難なレベルになります。
●175は無関心、要求、プライド、嘲笑、得意●150は執念、敵意、怒り、憎しみ、攻撃
●125は否定、失望、欲望、切望、奴隷状態
●100は刑罰、おびえ、恐怖、心配、引っ込み
●75は軽蔑、悲劇、深い悲しみ、後悔、落胆●50は非難、絶望、無感情、絶望感、放棄
●30は復讐心、悪、罪悪感、非難、破壊
●20は嫌悪、悲惨、恥、屈辱、排除
となっています。

　さて、この表を見ていて、自分が今、どのくらいのレベルにいるか確認してみましょう。

　もちろん、これは固定化しているものではなく、気持ちが移れば、常にレベルの位置が変わっていきます。
ですから、いつも高レベルのスコアのところにいられるとは限りません。
時には低いスコアになることもあるかもしれませんが、それに気が付いて、自分で高い意識のレベルに戻ればいいのです。
自分でネガティブな感情に気づいたら、少し上のレベルに意識を移す練習をするとよいかもしれません（例：プライド→勇気へ）。

　そして面白いことは、波動の法則で、同じようなレベルの人が集まるわけです。
ですから高いスコアをもつ人たちの集団では、その高い意識レベルが共振して、さらに同じような波動の人が集まります。
またそのような場にわが身を置けば、コーヒーレンスの原理に基づき、自分自身も高い波動に引っ張られていきますから、どのような人と共にいるかということはとても大切です。

　また人生や仕事、芸術における「霊的成長の道しるべ」として使えます。
ちなみに私が10月に舞う舞囃子『胡蝶』は、ちょうど 欲望や執着（蝶の迷い）から、春の光の中で仏に救われて昇華する（＝意識の上昇） 胡蝶の舞を体現しています。
だから舞っている私の意識も、自然と500（愛）以上の領域に引き上げられていくのではないかと期待しています。
もちろん見る人も同様です♪



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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

出版書籍
『菜食は素晴らしい」
『大人の教養(1)時代の目撃者』
『大人の教養(2)時代を創る人』
『奇跡の生還』
『誰』
『ヤッコ先生の未来を開く夢実現の方程式』
（全てシンシキ出版）



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