経営者のための「自己を見つめる」ためのメルマガです。 弘法大師・空海の教えや仏教の学び ヨガ経典 宿曜占星術鑑定からの気付き など、真理の智慧を人生や経営に生かすための気づきをお伝えしていきます。

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経営者のための「如実知自心」通信
【第７号】
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○○○○さん
おはようございます。

空海式経営戦略コンサルタント
鶴岡えつこです。


いつもより、配信時間が遅くなってしまいました（汗）

PCを開いたまま、「メルマガ、何書こうかな～」とちょっと横になったら、そのまま寝てしまっていました…。

「ヤバい！」と飛び起きましたが、ふと気が付いたら毛布がかかっていて、どうやら長男がかけてくれたようです。

…ということで、焦りながらもホッコリした気持ちで迎えた大晦日の朝です。



さて。本日のテーマは【 一期一会 】


” 一期（いちご）”とは、人が生まれてから死ぬまでの間、つまり” 一生涯 ”を表わします。

” 一期一会 ”とは茶道の心得を表すことばで、「（茶会において）その機会を一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ」という意味ですね。



先日、コーチングをされている内藤響さんという方の体験セッションを受けました。

たくさんあるテーマから自分で１つ選んで体験する…というスタイルだったのですが、私が迷わず選んだのは『 遺書を書く 』でした。


「では始めます。…鶴岡さんは明日死にます。なので、手紙を遺そうと思いました。書き方は自由です。鶴岡さんの書きたいように書いてみてください」と言われたので、少し考えてから書き始めました。


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2022.12.26.mon.

私は明日、この世を去ります。

でも、ありがたいことに「今日」という1日を与えられたので、こうして手紙を遺すことが出来ます。

生まれてからこれまで、本当にたくさんの方に出逢い、支えられ、守られて、これまでの時間を過ごしてこれたことに、本当に 本当に、言い尽くせないほど感謝をしています。

今、私はとても幸せに満ちています。

出逢ったすべての人や、経験した出来事のひとつひとつに、心を込めて『ありがとう。』と言いたい。

それは、明日 この肉体を去るから、という寂しさや悲しさからではなく、「生命の意味」「人生という”時間”の意味」を知ったからです。

（以下、つづく…）
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自分で書いてみて、ハッとしました。

「今日」という一日は”与えられた”ものなんだな、と。



一昨日のメルマガで【 貪瞋痴 】のお話しをしました。

「貪り」とは、”もっともっと”と渇望する心です。

何故そのような心になるかと言えば、
「不足・不満」つまり、
「自分が ”既に満ち足りている” ことを知らない」からです。


こういう話をすると「”もっと成長したい、もっと良くなりたい”と思うことは、”貪りの心”になるのでしょうか？」と思われる方もいるかもしれません。


”すでに満ち足りている”という心からは
「与えたい」という”もっと”が現れます。

”まだ足りていない”という心からは
「奪いたい」という”もっと”が現れます。



年末年始、新年の目標や心構えを考えたり決めたりする方も多いかと思います。

ご自身の目標が、どんな”もっと”なのか？


「今、すでに与えられているもの・満ち足りているもの」の有り難さを味わってから、新年に向けての目標を立ててみると、ちょっと違った”もっと”が見えてくるかもしれませんね。



『今、この瞬間の”自分”と向き合う』

それもまた【 一期一会 】です。



今年も大変お世話になり、
ありがとうございました！
どうぞ良い新年をお迎えくださいませ。

私に繋がるすべての方に、
心からの尊敬と感謝を込めて。



空海式経営戦略コンサルタント
鶴岡えつこ


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