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みなさん、こんにちは。
八乙女です。

■今回のテーマ
ロスチャイルドも財を築いた
「世界三大利殖」とは？その３

少々間が空いてしまいましたが…
前々回から「世界三大利殖」について
お話しています。

とてもわかりやすく言うと、
世界で多くの富豪一族を生み出してきた
ペーパーアセット運用方法ベスト３
ということになります。

みなさん具体的なテーマに関心が高いのか
メール開封いただいている方が
いつもよりかなり多いようです！

さて今回は、
最後の「サヤすべり取り」について
お話したいと思います。
（前回以前のオプション売り・サヤ取りの
メールを読んでいない方はこちら
→https://mail.os7.biz/b/GuUR/


最後のサヤすべり取りは、
『期日が遠い先物をどんどん売っていく』
という方法です。

意味がわからない方が多いと思うので
順を追って説明します。

まず、そもそも先物ってなに？という方も
多いかもしれませんが、
実際にはとてもシンプルな話です。

例えば金ならば、
「現物」はいまの価格を取引しますが、
「先物」は未来の決まったある時点の価格を取引します。

先物には最終取引日が決まっており、
その期日に向かって取引をするのです。

なぜこんなことをわざわざするかと言うと、
もともとは実需がある人たちのためです。

例えば、石油をたくさん使う会社ならば
なにもせずいきなり現物価格が上がると
商売がすぐに成り立たなくなります。

けれど、先物（≒未来の価格）で固定しておけば
いざというときも安心なのです。

この先物ですが、通常状態では
現物より価格が高いという状況が起きます。
（いわゆる順ザヤ状態）

これは将来値上がりする可能性から
その分のプレミアムが先物にのっているためです。

そして、値上がり可能性の高低から、

・遠い期日の先物ほど高く
・近い期日の先物ほど安い

のです。

この遠い期日の先物を売って、
時間経過でプレミアムがはげるのを
待つのがサヤすべり取りです。

ロスチャイルドは銅の先物を
ひたすら売り続け財産の基礎をなした
といわれています。

遠い期日の先物を売っておいて
時間経過で下がった価格で買い戻せば
その分が利益になるのですね。

オプション売もそうですが、
やはり時間経過が味方になる投資法には
強みがあります。

それは、時間がたつのは
間違いの起きえない法則だからです。

あなたもぜひ上手に時間を味方につけた
投資を考えるのも良いでしょう。

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八乙女
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