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○○さん


こんにちは
若手農家の老後不安を楽しみに
家計の土づくりアドバイザー西田凌です。


昨日のメールでは年金の繰り下げ受給で、
１０００万円も変わってくる仕組みについてお伝えしました。


まだ、読まれてない方は、
これからの人生１００年時代の老後対策で
とても大事なことをお伝えしてるので、
昨日のメールも是非チェックして下さいね。

きっと、あなたの老後資金準備のイメージが覆されるはずです。


さて今日は

・繰り下げ受給以外の「２つの老後資金準備ポイント」

・家計の土づくりによって資産が「さらに１０００万円」変わる秘訣

の２つをお伝えするお約束でした。


勿体ぶらずに早速説明していきたいと思います。


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老後資金準備のポイントは負担時期のバランスを取る

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老後資金準備のポイントは３つ
１、繰り下げ受給
２、お金の貯め時を意識
３、コツコツ貯める

以上の３つです。


１の繰り下げ受給はすでにお伝えしましたので、

今日は２お金の貯め時を意識と３コツコツ貯めるについてお伝えしたいと思います。


人生には老後資金を貯めるための
一番大事な時期があります。

お子さんが独立してお金が掛からなくなってから、仕事を引退するまでの間です。

人生で最後のお金の貯め時とも言われていて、
老後資金はこの期間により多く貯める事ができます。


農家の場合は定年というものが無いので、
この最後の貯め時というのはサラリーマンに比べ、
ある程度は融通が利くことになります。


老後資金準備のポイントは、
必要な老後資金からこのお金の貯め時で準備できる分を差し引いて考え、

それでも足りない残りの分をコツコツ貯めるという事です。


世間では、１と２をすっ飛ばして、
コツコツとだけ貯める方もいます。


しかし、これでは毎月の負担がとても多く

こんなに貯められないと諦めてしまったり、

老後が不安だからと必要以上に生活を切り詰め
貯蓄ばかりしていく生活を送ってしまう事になります。


ですが、老後資金準備のポイントを守れば、
老後資金準備の負担する時期が分散され
お金のバランスが取れるようになります。


昨日のメールでお見せした、
老後資金準備のサンプルでは

年金の繰り下げ前には
毎月の準備金額が約１２万６千円だったのに対して、

繰り下げ後は毎月約９万円となっていましたね。
https://noukafp.net/rougosample1



これだけでも、老後資金準備の負担は
約３万６千円も減っているますが、

正直、毎月約９万円を準備するのは、
普通の農家の家庭では非現実的です。



では、先ほどお伝えしたように
１、子育てが５０歳で落ち着いたのでしっかり貯める、

２、引退を６５歳から７０歳までに延ばすという


という貯め時を意識して負担のバランスを取ってみると

毎月の負担が約４万５０００円となります。
https://noukafp.net/rougosample2


先ほどは繰り下げ後でも
約９万円が必要でしたが、その半分に近い金額となっています。


繰り下げ受給をしていない場合から考えると、約1/3の金額になっています。


これが老後資金準備の負担時期を分散し、バランスを取った結果です。


このように必要なお金を
どのように準備するかの戦略を
「マネープラン」といいます。


老後資金準備ではご紹介した
１、繰り下げ受給
２、貯め時と長く働く
３、コツコツ貯める

これらのポイントを上手に組み込み
「マネープラン」を組んでいきます。

マネープランを組む為には、
まずは自分達にいくら老後資金が必要か知ることが重要ですが、

これは先日お渡しした、老後資金準備確認シートで
簡単にチェックできますので、是非活用されて下さい。



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老後資金準備の負担を減らす

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では、老後資金準備のポイントがわかった所で、
家計の土（仕組み）づくりによって
さらに１０００万円以上差がでてくるという話をしましょう。


家計の土づくりとは簡単に言ってしまえば
「節約」と「投資」です。


順番が前後しますが、
先ほどの毎月の積立額の約４５,０００円を、

仮に３％で運用した場合は
その負担が約２８,０００円に下がります。

これは将来のお金が増えるという事は、その元手が少なくて済む為です。
https://noukafp.net/rougosample3


差額は１７,０００円/月ですので
３０年（３６０カ月）積み立てるとして

合計で約６１２万円も差がつきます。



さらに、もう一つの仕組みづくりである
「節約」によって、家計の無駄を無くし

毎月１万円を生み出して、この掛け金に回したとしたら、
３０年でさらに３６０万円の差になります。

普通に貯めた場合と比べたら、約９７２万の差になります。


ほぼ１０００万円に近い数字なので
これだけでもかなりのインパクトはあると思いますが、


投資をする時に所得控除のある仕組み（制度）を使う事で、毎年の税金が安くなります。


仮にそれで年間１万円の税金が安くなれば、
３０年間で３０万円となり、先ほどの約９７２万円と合わせると、

合計で約１,００２万円となります。


さらに、１０００万円変わりましたね。


昨日の繰り下げ受給での
１,０００万円と合わせると

老後資金として準備する金額が
２,０００万円も変わってきます。



しかし、これらは別に
・栽培面積を増やしたり
・売り上げを上げる努力をした
・今の生活がカツカツになるように家計を絞った

というわけでもなく


純粋に「今あるお金を効率よく活用」しただけです。



ちなみにこの２０００万円を
働いて準備するとした場合

社会保険料や税金で２割ほど引かれるので
２５００万円くらいは稼がなくてはなりません。


３０年間で割ると、
今より約８０万円の収入UPが必要ということです。


それであれば、節約によりお金が芽生え、

投資などの効率の良い仕組みで
お金がグングン育つ家計の土づくりをして、


あとは適度に管理しながら、
将来は貯まったお金や年金を
上手に取り崩す（収穫）していく方が
圧倒的に簡単でしょう。



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老後資金準備は計画性が大事

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ここまで読んで頂いた方は、
マネープランや家計の仕組みづくりによって、

老後資金準備がこんなにも大きく変わる
という事がお分かり頂けたかと思います。


もちろん、これはサンプルでの
シミュレーションですので、人によっては
この金額よりも少なくなったり、反対に大きくなったりします。


しかし、僕が一番伝えたいのは金額の大小ではなく


老後資金準備は経験した事もなければ、
今までとは時代が変わってきていて
どう準備すればいいかもわからない。


ただ漠然と大きな金額を準備しなくてはいけない、という事だけはわかっていて、

不安に思いつつも、そのままにしてしまっている人が大勢います。


ですが、こうやって自分にはいくら
老後資金が必要かを知り、
これからの人生１００年時代でも

しっかり「マネープラン」を組み
「家計の土づくり」ができれば


こんなにも、老後資金準備の負担は減るという事を知ることで


「これくらいなら自分でも頑張れそうだ」


と前向きな気持ちになって貰い、
実際に行動に移して貰えれば

○○さんの老後の漠然とした不安を楽しみに変えられる


という事を伝えたかったのです。



今回も最後までお読み頂きありがとうございました！


明日はちょっとお得なご案内をさせて頂こうと考えています。

是非お見逃しなく！

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農業専門ファイナンシャルプランナー
西田FP事務所　代表
　西田 凌（にしだ りょう）

【事務所住所】
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