せっかく来た応募者の○割が逃げていく！
社労士で人材定着士の西野です。
これまで応募を集めることを中心に
お伝えしてきましたが、
その後の流れも取り上げていきたいと思います。
応募者が来たら、次は面接です。
せっかく苦労して集めた応募者なので
できれば全員と面接、
と言いたいのですが…
現実的にはそうはいきません。
では、応募者の内、どれだけが面接に
進んだ（実施した）かを見てみましょう。
『マイナビ 中途採用状況調査2020年版』
から算出するとこのようになります。
https://www.mynavi.jp/wp-content/uploads/2020/03/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9.pdf
■全体 43％
■従業員規模別
○60人未満 49％
○60～299人 36％
○300人以上 44％
面接を実施したのはざっと４～５割。
求める基準に足りなかった場合も
あるので一概には言えませんが、
なんと、応募者の５～６割に
逃げられていることになります。
更に、面接を設定したにもかかわらず
当日来ない、いわゆるドタキャン率
はこのようになっています。
採用面接無断キャンセル率
■全体 10.9％
■従業員規模別
○３～50名 21.2％
○51名～300名 14.9％
○301名～1,000名 10.4％
○1,001名以上 9.1％
マイナビ・中途採用状況調査2021年版
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2021/03/chutosaiyoujyoukyoutyousa2021ban.pdf
従業員規模の括りが少し異なりますが、
50人までの企業の場合、
10人応募が来る
↓
7人と面接の約束
↓
５人と面接を実施
参考までに面接した中で内定は約３割
ですので、5名中１～２名に内定を出し
採用することになります。
効率が悪いような気がしませんか？
面接した中から絞り込むのはいいに
しても、面接できなかった5名に
もっと良い人材がいるかもしれない
って思ってしまいます。
次回以降、もう少し深堀して考えてきましょう。
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