中途採用 ３割の応募者が経歴詐称している！
社労士で採用定着士の西野です。
今回は、予定を変更して経歴詐称の
問題を取り上げます。
というのも、先週金曜日の
ABEMAヒルズというニュース番組で
中途採用の経歴詐称の話題が取り
上げられていました。
その番組に、日頃から情報交換させて
もらっている株式会社企業サービスの
吉本社長が出演されています。
詳細はこちらをご覧ください
ABEMAヒルズ
【中途採用 経歴詐称3割？の実態】
https://abema.tv/video/episode/89-71_s75_p125
企業サービス様は、応募者の履歴書に
虚偽が無いか調査をされているの
ですが、最終面接に残った応募者の
約32％に虚偽や懸念事項等何らかの
問題を抱えているそうです。
内訳として、
1位 経歴詐称 35％
2位 金銭トラブル 17％
3位 性格面 16％
（対人関係、責任性など）
4位 能力不足 15％
5位 メンタル不足 12％
以下、就業態度、異性関係、出勤状況…
と続きます。
ちなみに、その調査をバックグランド
チェック（採用調査）といいます。
番組では、実際にあった例もいくつか
紹介されています。
見ているだけで怖くなります。
それに対し、履歴書に虚偽の経歴を
書くことを罪に問えるかというと
ほとんどのケースで難しいようです。
また、虚偽が発覚したからといって
簡単に解雇できるものでもありません。
（番組で、弁護士が解説しています）
では、どうしたらいいのかというと、
実際に確認をするしかないです。
私自身も、会社員時代に人事部に
いたころ、何度も電話で問合せを
受けました。
応募先の採用担当と名乗る方から、
「○○さんって在籍されてましたか？」
って。
でも「個人情報なのでお答えできません」
という返答をしていました。
コンプライアンスのしっかりした会社
では、どこも同じだと思います。
もっとも、私の場合はそれで本人が
不利になってもよくないので、
「退職証明書を請求してもらったら
いつでも交付すると、本人に伝えて
ください」
と、在籍していたことを示唆する
ようにはしていましたが…。
言いたいことは、
きっちりとした会社は、履歴書を見て
その会社に問合せをしています、
ということです。
ただ、そうは言っても個人情報の
問題も有り、答えてくれません、
そこで、お薦めしているのは
専門の業者に依頼することです。
調査の方法として、大きく２つあります。
1つ目は、リファレンスチェック。
調査員が前職場の関係者と
面接し、本人の仕事ぶりや問題を
確認する方法です。
確認（面接）する対象は、応募者本人に
推薦してもらいます。
応募者と関係性が良い人に確認する
ことになるので、出来レースに
ならないかとの懸念がありますが、
調査員が上手く引き出すので、
ついつい喋ってしまうようです。
前職場での仕事ぶり等
良い点も悪い点も判明します。
ただ、調査員が複数名と面談し、
かなり詳細なレポートも出して
くれるので応募者1人20万円程度と
高額になります。
中小企業には、よほどの
エグゼクティブクラスの採用で
なければ手が出ないです。
もう１つは、先ほど紹介しました
バックグラウンドチェック（採用調査）
履歴書記載内容に虚偽が無いか、
また隠された問題が無いかを、
調査員が、応募者の前職場での
関係者等に、実際に確認をする方法です。
逆に、評判が良ければ、それも
調査で判明することになります。
バックグランドチェックは、
1人３～４万円程度でしてもらえます。
それでも、高い！と言う社長が多い
のですが、日頃から職場を引っかき
回され、痛い目にあっている社長の姿を
目の当たりにしている私にとっては
リーズナブルだと感じます。
番組を見て、関心を持たれた方は
お声かけいただければお繋ぎします。
ABEMAヒルズ
【中途採用 経歴詐称3割？の実態】
https://abema.tv/video/episode/89-71_s75_p125
また、企業サービスの担当者をお呼びし、
勉強会も企画したいと考えています。
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
幅広く取り組んでいます。
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