社員教育とは、おき○○ること
社労士で採用定着士の西野です。
私が20代の頃、30年以上も前に
なりますが、当時勤務していた
会社の役員から、
「教育とは何？」
と質問されました。
何と答えたのか明確には覚えて
いないのですが、何度答えても
「違う！」と言われた記憶があります。
正解は、
「教育とは、置きかえること」
まるで禅問答ですよね。
そんなん、わかる訳ないやろ～
って思ってました。
でも、今になってその重要性がわかる
ようになりました。
前回の記事では、
・一般社員は
「目先のお金を稼ぐこと」
・リーダー層は
「半年から1年先のお金を稼ぐこと」
・管理職は
「2年先のお金を稼ぐこと」
と申しました。
社長自身は、瞬時に理解されていると
思います。
でも、それを社員に伝えたところで
「なるほど、そうなんですね」
で終わり。
わが社の仕事に置き換えると、
具体的にどの仕事になるのか？
までは出て来ないんです。
そこで必要になるのは、
一度自分たちがしている仕事を
リストアップしていくことです。
次に、それらの仕事を
「目先のお金を稼ぐ仕事」
「半年から1年先のお金を稼ぐ仕事」
「2年先のお金を稼ぐ仕事」
に、振り分けます。
そうすると、管理職でありながら
目先の仕事ばかりしているなど、
役割に応じた仕事ができていない
ことが分かります。
更に、今している仕事で、
「2年先のお金を稼ぐ仕事」
があまりにも少ないことに気づき、
新たな仕事に取り組むきっかけに
なります。
実は、この作業を「仕事しらべ」と
言って、人事制度を構築する際の
最初のステップでもあります。
これから先の時代、給与を大幅に
上げなければ人材が集まらない、
あるいは定着しない状況になることが
目に見えています。
給与を上げるなら、本来すべき仕事を
しっかりとやってもらわなければ
企業としては先はありません。
置き換えをやってみられては
いかがでしょうか？
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
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