スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。

[野澤直人のゲリラ広報]

広報が自らトレンドを作り出すには

2020年08月28日

お世話になっております。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。

先日放送されたTBSテレビ『王様のブランチ』の中で、当社が広報PRをお手伝いした企業が、2社同時に紹介されました。

――――

[エンタメコンプリート 2020年下半期トレンド予想]

・サブスクグルメを紹介
「新しい生活様式」で注目されているサブスクサービスや非接触型店舗を紹介

https://www.tbs.co.jp/brunch/miniinfo/20200711.html

――――

この事例をもとに「広報が自らトレンドを作り出す方法」について考えてみましょう。


マスコミ関係者は、報道価値を判断する上で2つの視点を持っています。

1. その事案単体でニュース性があるか
2. トレンドに沿っているか

1は例えば、世界初、日本一、オンリーワン、画期的...などの要素ですが、企業広報をする上で、そんなPRネタは多くありません。そのため、広報担当者が活用すべきは2の視点になります。

では、マスコミにとって「トレンドに沿っている」とは具体的にどういうことを指すのでしょうか?

新聞記者の世界にはこんな言葉があります。

「同じ現象が2回あれば『傾向』、3回なら『流行』、4回以上なら『社会現象』」


つまり、簡単に言えば、ひとつのテーマにそって複数の事実が同時多発的に起きている=「トレンド」なのです。


私が以前、雑誌の編集者をしていたとき、毎日100通以上届くプレスリリースの全てに目を通していました。

1本のプレスリリース単体で際立ったニュース価値のあるものは少ないですが、いくつかのプレスリリースから共有するテーマ(=企画の切り口)を見つけ出し、雑誌の特集にすることが多々あったのを覚えています。

元週刊朝日編集長の山口一臣氏が弊社のセミナーに登壇されたとき、こんなお話がありました。

「(広報担当者は)トレンドがなければ自分でつくるべし。こじつけでも何でもいいので類似事例を集めてトレンドにする」

『王様のブランチ』の事例に戻りましょう。

「神楽坂 翔山亭」「GREEN SPOON」「パンスク」「snaq.me」という4つのサービスが紹介されていますが、全てが新サービス(NEWなもの)ではないですし、世界初でも日本一でもありません。ぞれぞれ単体としてはニュース価値がそれほど高くないので、サービス単体で報道されるのは難しいでしょう。

しかし、この4つのサービスを「サブスクグルメ」としてまとめることでトレンド化し、afterコロナの新しい生活様式という文脈・背景で語ることによりニュース価値が高まり、結果、報道されています。

自社の商品・サービスの類似事例を集めるだけでなく、それらを社会背景と結びつけストーリーとして語るのも重要なポイントです。

自らトレンドを作り出す広報活動にぜひトライしてみてください。



◆ ベンチャー広報・社長ブログ[野澤直人のゲリラ広報]

 https://www.v-pr.net/ceoblog/


--------------
 

[ゼロイチ広報]も、ぜひ広報スキルのレベルアップにご活用ください。

◆ 広報初心者のためのオンラインサロン[ゼロイチ広報]
 
・「スタートアップ・中小企業の広報担当者でゼロから広報PRを学びたい」
・「広報担当者不在の企業でこれから広報PR領域を強化していきたい」
・「PRコンサルタントとして独立(または転職)のためのスキルを身に付けたい」

ゼロイチ広報では、こんな方をお待ちしています!

https://v-pr.co.jp/

また、広報活動の外部委託をご検討中の方は、こちらからお問い合わせください。

https://www.v-pr.net/contact/

――――――――――――――――――――

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
東京都千代田区平河町2-5-3
Nagatacho GRID
電話:03-6869-8003 fax:03-6700-8513

配信解除はこちら ⇒ 解除専用ページURL

記事一覧

DX時代の広報とは[野澤直人のゲリラ広報]

スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 2020年は新型コロナウイルスの感染が猛威をふるった一方で、あらゆる業種・業界でDX(デジタルトランスフォーメーシ

2021年01月15日

芸能人を招いての記者発表会に疑問あり。[野澤直人のゲリラ広報]

スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 企業の記者発表をテレビで報道してもらうひとつの手段として、「芸能人・タレントを使う」という手法があります。 たしか

2020年12月18日

広報キャリアの出口戦略[野澤直人のゲリラ広報]

スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 今回は広報としての戦略的キャリア形成論・第3弾。 <ホームページで、この続きを読む方>はコチラ。 ⇒https:

2020年12月04日

「ニュース」とは何か?[野澤直人のゲリラ広報]

スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 「ニュース」とは何か。このシンプルな問いにあなたならどう答えますか? 広報活動がうまくいかない大きな理由のひとつ

2020年11月20日

ゼロイチ広報・1周年[野澤直人のゲリラ広報]

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 2019年10月にスタートした広報担当者のためのオンラインサロン 「ゼロイチ広報」(h

2020年11月06日

関係者が証言する「ここがダメだよPR会社」[野澤直人のゲリラ広報]

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 今回は業界関係者の証言をもとに、普段はあまり表に出てこないPR会社に関する業界裏話をご

2020年10月23日

上場企業・大企業で広報として働くことのメリデメ[野澤直人のゲリラ広報]

スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 今回は2020年7月3日に投稿した「PRパーソンの戦略的キャリア形成論」の続編です。 https://www.v-

2020年10月09日

広報としての正しい熱意の表し方[野澤直人のゲリラ広報]

スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 広報担当者の重要な仕事のひとつは、記者・編集者・TVディレクターなど、マスコミの中の人を口説いて、自分の会社を取材

2020年09月25日

小池都知事の記者選別を反面教師に[野澤直人のゲリラ広報]

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。 マスコミ対応の基本として「全てのメディアに平等・公正な姿勢で接する」「メディア差別をしない」という

2020年09月11日

広報が自らトレンドを作り出すには

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。 先日放送されたTBSテレビ『王様のブランチ』の中で、当社が広報PRをお手伝いした企業が、2社同時に

2020年08月28日

新聞記者・雑誌編集者のネットメディアへの大移動

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。 ここ数年、記者・編集者が、レガシーな新聞や雑誌からネットメディアへ移籍・転職するという現象がマスコ

2020年08月14日

[野澤直人のゲリラ広報]広報なら知っておくべき「日経新聞の闇」

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。 「朝日新聞社の黒歴史」に続く、マスコミ黒歴史シリーズの第二弾をお送りします。 私たち広報担当者・

2020年07月31日

[野澤直人のゲリラ広報]withコロナ時代の広報。変わること・変わらないこと

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。 最近、「withコロナで広報はどう変わりますか」というご質問をよく頂きますが、私は、withコロナ

2020年07月17日

[野澤直人のゲリラ広報]PRパーソンの戦略的キャリア形成論

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報の野澤直人です。 僕は広報の仕事が大好きです。 マスコミを通じて社会に影響力を行使でき、知的で奥深い。こんな魅力的な

2020年07月03日

[野澤直人のゲリラ広報]PRパーソン・小池百合子氏に学ぶ

お世話になっております。 スタートアップのためのPR会社 株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。 先月出版された『女帝 小池百合子』(石井妙子・著)が話題ですね。 現在、アマゾンの本

2020年06月19日

28 件中 1〜15 件目を表示
<<   <  1 2  >   >>